競技としてのハーフパイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 05:28 UTC 版)
「ハーフパイプ」の記事における「競技としてのハーフパイプ」の解説
1998年長野オリンピックからスノーボードが、2014年ソチオリンピックからスキーがそれぞれ正式種目となる。左右のリップを往復し、5-7回のジャンプをする。採点は全体的印象、回転、標準技、技の大きさなどを50点満点方式で採点されるが、毎年微妙なルール変更が行われ競技者を悩ませる。正式種目化に伴い、選手たちはスノーボード協会がある国においても、各国のスキー連盟に所属する必要が生まれた。これは強い反発心を生み、当時世界最高の競技者であったテリエ・ハーコンセンらが大会出場を拒否することとなった。 また、他の競技がワールドカップを世界最高の舞台とするのと異なり、ワールドカップには出場しない有能な選手がX Gamesに出場し、世界最高の大会になっている。 クォーターパイプはオリンピック種目にはなっていないが、テリエ・ハーコンセンが主催する、ザ・アーキティック・チャレンジ(The Arctic Challenge)では、ボトムからリップまでの高さが9mのクォーターパイプを使用するなど、大会も多く行われている。なお、この種目でテリエ・ハーコンセンはリップから9.8mの高さに到達し、世界記録に認定されていたが、スキーヤーのサイモン・デュモント(Simon Dumont)に35フィート(約11m)でこの記録を塗り替えられている(2009年2月現在)。 スキーは2014年ソチオリンピックから正式種目になった。
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