移民の道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 00:56 UTC 版)
「ワイオミング州の歴史」の記事における「移民の道」の解説
後にオレゴン・トレイルと呼ばれた経路は、1830年代初期には既に交易業者や探検家が日常に使っていた。このトレイルは、現在のトリントンの町近くで東の境界内に入り、ノースプラット川に沿って現在のキャスパーの町までワイオミングの中を蛇行している。続いてサウス・パスを越えて、コークビルの近くで西の外れに出てきている。1847年、モルモン教徒がモルモン・トレイルを開いた。これはオレゴン・トレイルに似ているが、サウス・パスを越えたところで南に下り、ブリッジャー砦を通ってユタ州に至るものだった。1840年から1859年の間に、35万人以上の移民がユタ州、カリフォルニア州およびオレゴン州の目的地に向かってこれらの経路を辿った。1863年、モンタナ州で金が発見されパウダーリバー・カントリーを抜けるボーズマン・トレイルやビッグホーン盆地を抜けるブリッジャー・トレイルを使って鉱夫達が北に向かった。
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