神義論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/03 03:19 UTC 版)
神義論(しんぎろん、ドイツ語: Theodizee)は、1646年に生まれたドイツの哲学者かつ数学者であるゴットフリート・ライプニッツが作った言葉。弁神論とも訳す。ライプニッツはキリスト教の立場から、全能で善なる神の存在にかかわらず、世界に悪が存在することの矛盾の弁証を1710年刊の著書『弁神論』Essai de théodicée sur la bonté de Dieu,la liberté de l'homme et l'origine du mal(神の善性、人間の自由、悪の起源に関する弁神試論)で論じた。
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