長崎県交通局とは? わかりやすく解説

長崎県交通局

(県営バス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 05:52 UTC 版)

長崎県交通局(ながさきけんこうつうきょく)は、長崎県で「長崎県営交通事業の設置等に関する条例」(昭和41年12月20日長崎県条例第51号)に基づきバス事業を運営している地方公営企業である。通称長崎県営バスまたは県営バス。およそ400両の車両を保有するバス事業者公営バス)であり、県が運営するバス事業としては日本唯一の存在である。


  1. ^ a b [1]局長挨拶
  2. ^ a b c d e f [2]長崎県交通局 平成30年度経営状況資料
  3. ^ 「事業収益」には、バス事業における運輸収入などの営業収益に加え、営業外収益や特別利益を含んでいる。
  4. ^ 営業収益(46億5,611万5000円)から営業費用(57億3,596万2,000円)を差し引いた値。
  5. ^ 総収支は、事業収益から総費用(営業費用・営業外費用・特別損失)を差し引いた値。
  6. ^ 都営地下鉄都営バスなどを運営。都営バスの前身は1924年発足の東京市電気局の乗合バス事業(東京市営バス)で、当初から県営だった長崎県のケースとは異なる。
  7. ^ a b c d e 25年誌, p. 125.
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  50. ^ 元営業所。 事実上長与営業所に機能が移管される形で出張所に格下げ後廃止。
  51. ^ 運行管理部門が島原港ターミナルビル近傍の湊町1番9号に、整備工場が島原市南部の南崩山町に設けられていた。車両留置スペースは双方にあった。
  52. ^ a b 長崎県交通局「東長崎地域の運賃値下げ及びそれに伴う路線の見直しの実施について」(2013年5月27日付記者発表資料。2015年1月23日閲覧。リンク切れ)及び「東長崎地域のローカル路線廃止のお知らせについて」(2014年3月20日付で交通局公式サイト掲載。2014年3月20日・12月29日閲覧)より。なお、これらの報告・案内では、県営バスの方が低コストにもかかわらず他事業者が低賃率の運賃を設定している理由について、輸送人員規模・密度の相違や、バス事業を補完する兼業収入(不動産賃貸収入など)の有無を挙げている。
  53. ^ 2018年12月1日(一部2019年10月1日)より改定、2015年9月30日までは1km当たり21円50銭、2015年10月1日から2018年11月30日までは1km当たり24円50銭であった。
  54. ^ 長崎県交通局「5月1日(木) 東長崎方面への一部区間で運賃再値下げ」(2014年4月22日付で交通局公式サイト掲載。2014年4月25日・2015年1月3日閲覧)より。
  55. ^ 運賃改定の実施について 長崎県交通局
  56. ^ 路線バスの実施運賃改定について 長崎県交通局
  57. ^ 現在は運行されていないが、三原団地・西山台団地を経由しない便(「直行」と案内)は番号なしとなる。
  58. ^ 長崎県交通局「東長崎地域の運賃値下げ及びそれに伴う路線の見直しの実施について」(2013年5月27日付記者発表資料。2015年1月23日閲覧。リンク切れ)掲載の主要路線図を参照。
  59. ^ 長崎県交通局公式サイト掲載「長崎市内主要バス路線図(2022年10月版)」(2022年10月27日閲覧)を参照。
  60. ^ 長崎県交通局公式サイト掲載「諫早市内主要バス路線図(2022年10月版)」(2022年10月27日閲覧)を参照。
  61. ^ 『バスラマ・インターナショナル』52号、p.51
  62. ^ 営業所移転(西諫早営業所へ統合)後も、車両留置スペース及び乗務員待機所が引き続き設置されている。
  63. ^ この路線のうち黒木 - 坂口間は、南川内 - 坂口間とともに2005年3月31日に一旦廃止となり、長崎建運(通称・大村バス)のバス路線により代替されていたものの、利用不振により2007年10月10日をもって長崎建運の他の路線とともに再び廃止されることとなった。しかしながら、黒木 - 坂口間については小中学生の通学利用が比較的多かったことから、大村市が長崎県交通局に運行の継続を要望し、これを受けて、同市からの委託路線として2007年10月11日より長崎県交通局の路線が復活することとなったもの。南川内 - 坂口間については復活しなかった。
  64. ^ a b バスラマ・インターナショナル』101号、pp.96-97
  65. ^ a b 長崎県交通局「平成28年4月ダイヤ改正について」(2016年3月22日付で交通局公式サイト掲載。2016年4月1日閲覧)より。
  66. ^ 長崎県交通局公式サイト掲載「時刻・運賃表 長崎 - 小浜・雲仙線(特急)20210401」(2022年11月13日閲覧)
  67. ^ a b 長崎県交通局公式サイト掲載「時刻表(諫早 - 長崎)2022.4.1改正」(2022年11月13日閲覧)
  68. ^ a b 長崎県交通局公式サイト掲載「時刻表(大村 - 長崎)2022.4.1改正」(2022年11月13日閲覧)
  69. ^ 国土交通省九州運輸局「九州における高速バスの概況(平成19年度)」平成20年11月21日 (PDF)
  70. ^ a b 九州旅行案内社 『綜合時刻表』2005年6月号 p.13
  71. ^ 前月に長崎自動車が長崎新地ターミナル - 長崎空港線を開設して新規参入したことに伴い、利用客逸走を防ぐための利便性向上策として実施された。当時の運行経路は 長崎駅前(交通会館) - 中央橋 - 諏訪神社前 - (長崎バイパス(西山バイパス)・長崎自動車道経由) - 長崎空港(『バスラマ・インターナショナル』72号 「国内ニュース 都市間高速バスの話題」)。
  72. ^ 『バスラマ・インターナショナル』83号 「国内ニュース 都市間高速バスの話題」
  73. ^ 『バスラマ・インターナショナル』92号 「国内ニュース 都市間高速バスの話題」
  74. ^ a b 鉄道ファン』1986年2月号(No.298)pp.66-67
  75. ^ 2000年代中頃までは長距離路線用車両で運行されていた(『鉄道ジャーナル』2004年4月号(No.450)p.144)。
  76. ^ 九州旅行案内社 『綜合時刻表』1997年5月号 p.13
  77. ^ 25年誌, p. 20.
  78. ^ 25年誌, p. 22.
  79. ^ 1960年代には、日産ディーゼル車の富士重工ボディ車が在籍していたことがある。
  80. ^ 三菱自動車バス製造製の車両の再導入は、路線バスが1997年(平成9年)以降、貸切及び高速バスが1998年(平成10年)以降である。
  81. ^ a b 鈴木文彦 『多様化するバス車両』 グランプリ出版、2004年、pp.250-269に基づき、本項目では、特に典拠がある場合を除いて「中古車両」または「譲受車両」の表現を用いる。以下同じ。
  82. ^ 昭和50年半ばまでは、新車はまず長崎市内線担当営業所(長崎・長与・矢上)に導入され、経年車が長崎市外営業所(諫早・大村・島原など)に転属することが多かった。
  83. ^ 2台のみで、かつ路線限定であった。当該バスの時刻も当該路線の停留所には記載されていた。
  84. ^ 『バスラマ・インターナショナル』52号、p.45
  85. ^ 鉄道ジャーナル』1989年12月号(No.278)、p.87
  86. ^ 2扉中乗り前降りと、前乗り前降りの2タイプがある。また、乗客定員により通常の大型登録車・特定大型車登録車の2種が存在する。
  87. ^ 『バスラマ・インターナショナル』175号、p.19
  88. ^ 『バスラマ・インターナショナル』148号、p.50
  89. ^ 『バスラマ・インターナショナル』52号、p.43
  90. ^ 『バスラマ・インターナショナル』101号、pp.96-97・102号、p.103
  91. ^ 長崎市内定期観光バス、長崎・雲仙定期観光バス「アンゼラス号」及び雲仙 - 仁田峠線で使用。2007年(平成19年)4月以降はおもに長崎 - 小浜・雲仙間特急便に使用。
  92. ^ 導入当初は、国立公園である雲仙地区の環境対策を意識して長崎 - 小浜・雲仙間観光特急に使用された(『バスラマ・インターナショナル』52号、p.37・p.42)。その後は長崎 - ハウステンボス線や、長崎 - 諫早線(『バスマガジン』vol.48 p.49)などにも使用された。
  93. ^ 『バスラマ・インターナショナル』52号、p.41・p.48
  94. ^ エアロバススタンダードデッカーの製造が中止されたためである。
  95. ^ 荷物置場の下には座席を撤去した跡が、荷物棚の下部には降車知らせボタンが残っているのが見られる。
  96. ^ なお、これらの経年車は、長崎 - 佐世保線に転用されることがある。
  97. ^ なお、これらのうち経年車は、一般路線用車両や特定輸送用に転用されることがある。
  98. ^ a b 鈴木文彦 『多様化するバス車両』 グランプリ出版、2004年、pp.188-189
  99. ^ オープンデッキ化された2階部分は、停車中に限り立入可とされた。
  100. ^ 『バスマガジン』vol.48 p.59
  101. ^ a b ただし、レトロバスのみ、メーカー及び車体サイズで決まるアルファベットは「R」で、通し番号も11からだった。
  102. ^ レトロバスのみ。
  103. ^ 1985年式車のみ。
  104. ^ 1995年以前の車両にも一部描かれている。
  105. ^ この外国人専用車向け塗色は、当時全国統一で導入されたものである(『バスラマ・インターナショナル』52号、p.43)。
  106. ^ 1960年代頃までは長距離路線用車も市内路線用と同じ塗色であり、当時の主要路線の一つであった長崎 - 雲仙間観光特急や雲仙地区の観光路線にも、市内路線用と同じ緑系ツートンカラーのトップドア車又は中扉車が使用されていた(中村弘之 『熊本・九州の輝いていたバス達』 バスラマアーカイブス02、ぽると出版、2012年8月、pp.74-76・p.137・p.146)。
  107. ^ 観光タイプの前面マスクの車両にも、赤基調カラーとなったものが少数存在した(島原出張所配置の西工E型のグループ(『バスラマ・インターナショナル』52号、p.45)など)。
  108. ^ 北都交通瀬戸内運輸ではサンプルカラーがそのまま使用されている。
  109. ^ “使用済み回数券250万円超販売 バス運転手解雇”. 産経新聞. (2022年12月26日). https://www.sankei.com/article/20221226-XW5VUXJR5JMOJONE5GPMBNJGKY/ 2022年12月26日閲覧。 






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