直接路を構成する中型有棘ニューロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 02:07 UTC 版)
「線条体」の記事における「直接路を構成する中型有棘ニューロン」の解説
大脳基底核の出力核である、淡蒼球内節や黒質網様部へ投射。 ドーパミンD1受容体(Drd1)陽性であり、中脳からのドーパミン入力によって、興奮性が高まる。 P物質前駆体(Tac1)陽性、ダイノルフィン前駆体(Pdyn)陽性、アデノシンA1受容体陽性である。 従来は、途中の淡蒼球外節へは出力しないと考えられてきたが、近年の単一神経細胞の軸索追跡研究の結果、淡蒼球外節へも軸索側枝を出すものが多いという報告もある。
※この「直接路を構成する中型有棘ニューロン」の解説は、「線条体」の解説の一部です。
「直接路を構成する中型有棘ニューロン」を含む「線条体」の記事については、「線条体」の概要を参照ください。
- 直接路を構成する中型有棘ニューロンのページへのリンク