白地技法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 05:28 UTC 版)
白地技法は紀元前6世紀末に生まれた。赤絵式や黒絵式とは異なり、その色はスリップを使った焼き方の工夫ではなく、表面に顔料または白い粘土を塗ることで白くしていた。より多彩な彩色が可能となるが、最終的な見た目はあまり目立たない。紀元前5世紀から4世紀によく見られ、特に墓への供え物としてよく使われた小さいレキュトスに多い。白地技法をよく使った絵付師としては、その発明者でもある「アキレスの画家」やプシアクス(英語版)、「ピストクセノスの画家(英語版)」などがいる。
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