発声投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 06:22 UTC 版)
最も頻繁に行われるのは発声投票(英語版)である。ある議案に対して、議長が議員に賛成・反対の意思を問い、議員が一斉に声を発して、反対の声を上げるものがいなければ可決となる。議院規則においては、喝采投票により可決されたものは満場一致として扱われる。または、選挙において議員が支持する候補者の名前を一斉に発声し、全員が同じ名前を言った場合にその候補者を当選とする。 この投票方法は、かつてはローマ教皇の選挙(コンクラーヴェ)での選出方法の1つとなっていた。しかし、発声投票により選出された教皇は1621年のグレゴリウス15世が最後であり、ヨハネ・パウロ2世によって、この形骸化していた方式が正式に廃止された。また、議会での決定やアメリカ合衆国大統領指名大会(英語版)などでも見られることがある。
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