球面座標系とは? わかりやすく解説

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球面座標系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/20 09:13 UTC 版)

球面座標系(きゅうめんざひょうけい、英語: spherical coordinate system)とは、3次元ユークリッド空間に定まる座標系の一つで、動径座標と二つの角度座標で表される極座標系である。第一の角度はある(通常は z-軸を選ぶ)と動径がなす角度で、第二の角度は、その軸に垂直平面にある別の軸(通常は x-軸を選ぶ)とこの平面への動径の射影がなす角度である。通常は動径座標に記号 r を用い、第一の角度座標には θ を、第二の角度座標には φ を用いて表される。動径座標は 0 ≤ r < ∞ の範囲にあり、第一の角度は 0 ≤ θ ≤ π の範囲にある。第二の角度の動く範囲は −π < φ ≤ π もしくは 0 ≤ φ < 2π のどちらかを用いることが多い。




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