王育徳とは? わかりやすく解説

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王育徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 06:01 UTC 版)

王育徳(おう いくとく、台湾語: Ông Io̍k-tek、1924年1月30日1985年9月9日)は、台湾出身の言語学者[1]。日本で台湾語や中国語諸言語の研究をおこなうかたわら、国民党独裁政権下で台湾独立運動をおこなった。明治大学講師、のちに同大学商学部教授。1969年から死去まで東京外国語大学の台湾語講座も担当した。


注釈

  1. ^ 改正前の外国人登録令15条による不服申立の訴えあるいは行政事件訴訟特例法による取消し訴訟と考えられる。現行法における退去強制令書発付処分取消請求訴訟に相当する。

出典

  1. ^ a b c d 中嶋・今井・高橋 1999, 中嶋幹起「序」.
  2. ^ a b c d e f “台南に台湾独立運動家の記念館 亡命先の日本で生涯終える” (日本語). 産経新聞社. https://www.sankei.com/article/20180909-7ECJNFNHI5N3XNORQXFIXWXB3A/ 2023年7月29日閲覧。 
  3. ^ 王育徳|プロフィール”. HMV&BOOKS online. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2023年7月29日閲覧。 ※「『「昭和」を生きた台湾青年 日本に亡命した台湾独立運動者の回想1924‐1949 草思社文庫』より」と注記あり。
  4. ^ 戸田敦也 (2002年9月20日). “Qさんライブラリー 第24回 処女作品、小説「密入国者の手記」の誕生です”. 邱永漢 公式ウェブサイト. 2015年4月17日閲覧。 ※“Qさん”は邱永漢を指す。
  5. ^ a b 平山久雄 2002, p. 111.
  6. ^ アジア動向年報重要日誌検索 : 台湾 1970年代(3515)”. アジア動向年報重要日誌検索. JETRO. 2023年7月29日閲覧。 “DIA-105-1972-09-10-1/台湾/1972年09月10日/1970年代/日本/日本で「台湾青年独立連盟」の中央委員に任じられていた傅金泉,台湾へ帰順。”
  7. ^ 特別展|二・二八事件と台湾独立運動啓蒙と行動:彼らの青春”. 二.二八国家紀念館 (2020年9月12日). 2014年4月26日閲覧。 “1960年の二・二八。王育徳(〔写真の〕左から3人目)と、左から順に黄永純、傅金泉、黄昭堂、蔡炎坤、蔡季霖、廖春栄、6名の留学生が「台湾青年社」を結成した。”
  8. ^ a b 王雪梅(王育徳夫人) (2002年7月18日). “『台湾青年』創刊の思い出”. 認識台湾. 現代文化基金會. 2017年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月29日閲覧。 ※初出は『台湾青年』第500号(停刊記念号)2002年年6月発行。
  9. ^ 歴史・沿革 : 台灣独立建国聯盟日本本部年表 1970~”. 台湾独立建国聯盟日本本部 (2022年4月). 2023年7月29日閲覧。
  10. ^ 台湾青年』(pdf) 300巻、(1985年10月号)、台湾独立建国聯盟、1985年10月http://tbc.chhongbi.org/wp-content/uploads/pdf/taioanchhenglian/300ki.pdf2023年7月29日閲覧  ※pdf配布元は聰美姐紀念基會ウェブサイトの「台灣青年」ページ
  11. ^ 中嶋幹起, 今井健二, 高橋まり代『王育徳文庫目録 : 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1999年3月http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/81991 
  12. ^ 歴史・沿革 : 台灣独立建国聯盟日本本部年表 2010~”. 台湾独立建国聯盟日本本部 (2022年4月). 2023年7月29日閲覧。
  13. ^ 【第12回台湾セミナー】 多田恵氏と王明理氏を講師に第12回台湾セミナー|講演会/イベント”. 日本李登輝友の会 (2015年3月2日). 2017年10月14日閲覧。 “王明理(おう・めいり) 昭和29(1954)年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部英文科卒。台湾独立運動の先駆者で台湾語研究者だった王育徳・明治大学教授次女。2011年に台湾独立建国聯盟日本本部委員長に就任し、2013年に再任。著書に詩集『ひきだしが一杯』。訳書にジョン・J・タシク編『本当に「中国は一つ」なのか』。編集担当書に『王育徳全集』『「昭和」を生きた台湾青年』。王育徳著『王育徳の台湾語講座』解説担当。本会〔日本李登輝友の会〕理事。”
  14. ^ 王育徳全集”. 前衛出版社. 2007年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月17日閲覧。


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