特別資料室
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1990年(平成2年)夏には館内での展示用として、知多郡藤江村(現・東浦町)出身の国文学者である久松潜一の遺族から蔵書・筆記具・自筆原稿などの遺品が寄贈された。開館直前の1991年(平成3年)6月には久松と同じく藤江村出身の万葉研究者である久米常民の蔵書も寄贈され、これらは久松文庫、久米文庫として中央図書館に設置された。 館長の水野森和や司書らは久松の遺稿の整理を行い、生誕110年記念日にあたる2004年(平成16年)12月16日には遺稿調査リストを公開した。2013年(平成25年)春には、久松と久米についての特別資料室を1階に開設した。久松の著作約200冊や直筆原稿約400点、久米の蔵書である国文学研究書約1,800冊などを所蔵している。
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