牛丸氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 05:58 UTC 版)
- ^ 太田亮著、上田萬年、三上参次監修『姓氏家系大辞典 第1巻』(角川書店、1934年)648頁参照。
- ^ 当該 牛丸氏は飛騨浪人とあるのみにて、必ずしも前節 飛騨国の牛丸氏との直接的な続柄を示す史料は確認されないが、但し、佐竹氏の史料 『新編常陸国志』には「牛丸、本姓祥かならず。飛騨国の著姓なり、牛丸又右衛門重親、其子 又右衛門重正は小鷹利城に住して、一家五十余人、士卒百騎ばかりの首領なり」と載せ、関連性をうかがわせる。諱も「重」、「親」の字を通字としている点で共通している。太田亮前掲書(角川書店、1934年)648頁参照。なお、太閤検地の際、石田三成の家臣とともに検地を行った佐竹家臣として牛丸氏なる人物が登場するがこれは市郎右衛門久永のことか。佐々木倫朗著「佐竹氏の陸奥南郷経営―戦国期から統一政権期にかけて―」『歴史人類 第5号』(筑波大学歴史人類学系、1997年3月)66頁参照。
- ^ 常陸太田市史編さん委員会編『佐竹家臣系譜』(常陸太田市、1982年)38頁参照。
- ^ 常陸太田市史編さん委員会前掲書(常陸太田市、1982年)104頁、他、秋田県立公文書館編『系図目録Ⅰ (PDF) 』(秋田県、2001年)91頁参照。これらの資料によれば牛丸氏の本姓は平氏であるという。
- ^ なお、牛丸氏の子孫には牛丸市左衛門副久、牛丸造酒助重央らがいる。常陸太田市史編さん委員会前掲書(常陸太田市、1982年)104頁、他、秋田県立公文書館前掲書(秋田県、2001年)91頁参照。他、秋田県公文書館所蔵、牛丸治右衛門重頼筆『牛丸氏系図写』を見よ。
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