演出・監督
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:45 UTC 版)
「アラモ (1960年の映画)」の記事における「演出・監督」の解説
ウェインの師匠でもあるジョン・フォードは撮影班に招かれなかったが、それでも撮影に関与しようとしばしば圧力を掛けた。やがてフォードは第2撮影班を率いて勝手な撮影を始めたが、ウェインは自らの監督としての権威を維持する為に彼らを追い出した。こうした経緯から、フォードの撮影した映像は一切使用されていないにも関わらず、しばしば誤って「フォードは本作におけるノンクレジットの協同監督」と記載される。 映画に携わった人々は、長い会話シーンを好む脚本家ジェームズ・グラントを重用していたものの、ウェイン自身は非常に知的で才能のある監督だったと述べている。ロバーツとオルソンは彼の監督手法に関して、「有能、しかし目立とうとはしない」と評している。一方、ウィドマークは彼や他の役者に対してウェインが演技指導を行なったり、キャラクターに関する独自の解釈を述べるのを好んだ点が不満だったという。
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