深川の雪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 01:52 UTC 版)
深川の雪(ふかがわのゆき)は、江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿が晩年描いたとされる浮世絵。肉筆の掛軸画で、寸法は縦198.9㎝×横341.1㎝と浮世絵史上最大。江戸・深川の料理茶屋の2階座敷で辰巳芸者(たつみげいしゃ)や、支度をする女性たちに幼い男の子1人を含む総勢27名が描かれている。享和2年から文化3年(1802-06年)頃、下野国栃木の豪商であった善野伊兵衛の依頼で描かれたと伝えられる。現在は岡田美術館所蔵。落款が欠けていることなどから一部で真贋論争が燻っている[1]。
- ^ a b 『亀裂 創業家の悲劇』高橋篤史、講談社、2022年、p41
- ^ 『喜多川歌麿 深川の雪』p.30。
- ^ 『喜多川歌麿 大作「雪月花」』p.36。
- ^ 小林(2017)p.8。
- ^ 小説「歌麿、雪月花に誓う」余話② 磨知 亨、2023年4月9日 08:11
- ^ 小林(2017)pp.8-9。
- ^ 浅野(2014)p.33。
- ^ 小林(2017)p.11。
- ^ 小林(2017)pp.10-11。
- ^ 歌麿通信『雪』日本に戻る(長瀬氏の証言)広報とちぎ、8月号
- ^ 香港の法廷で暴かれつつある「岡田和生の使い込み」全容ユニバーサルエンターテインメントの経営騒動に潜む闇 2021年8月16日
- 1 深川の雪とは
- 2 深川の雪の概要
- 3 行方不明から発見まで
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