海難法師とは? わかりやすく解説

かいなんぼし 【海難法師】

海難坊主とも。伊豆諸島で、正月四日の夜、海から訪れて来ると信じられている精霊。この日は音を立てず戸を閉めて忌み籠りする。赤い帆の船を見たものは死ぬなどとの俗信もある。

海難法師

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 08:31 UTC 版)

海難法師(かいなんほうし)とは、伊豆七島に伝わる幽霊の一種。地元では“かんなんぼうし”と呼ばれる。


  1. ^ a b c 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、95-96頁。ISBN 978-4-620-31428-0
  2. ^ 小船方二代目で三根の佐藤弥惣右衛門(佐藤元乗)が同時に遭難しているが、「八丈島年代記」に拠れば、豊島が年貢に使う尺を改定したことによる増税の恨みを、佐藤が自らを犠牲にして晴らしたとされている。「八丈島 観光ポータルサイト むかしみちさんさく 御船と御船預
  3. ^ ただし、八丈島を含む伊豆諸島南部には、海難法師や類似する伝承・風習は存在しない。
  4. ^ a b c 早川和樹編『こわい話 最凶怪奇譚 あなたの知らないニッポンの“恐怖”』ミリオン出版〈ナックルズBOOKS〉、2008年、138-143頁。ISBN 978-4-8130-2076-9
  5. ^ 『民間信仰辞典』桜井徳太郎編、東京堂出版、1980年、208頁。ISBN 978-4-490-10137-9


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