海軍艦政本部の無理解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 03:28 UTC 版)
1942年(昭和17年)春、鉄道省は激増する青函航路の貨物輸送需要に対応するため、第四青函丸を基本とした車両渡船4隻の建造を、艦政本部に要請した。しかし艦政本部は、10種類の戦時標準船に該当せず、速力15.5ノットも出せるのに特定の航路にしか使えず、船の大きさの割に積載能力の小さい車両渡船の建造など論外、小型機帆船を多数建造して充当すべし、と言い出す始末で、以後半年以上車両渡船建造計画は進展を見なかった。
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