海上警備隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 13:13 UTC 版)
海上警備隊(かいじょうけいびたい、英語: Coastal Safety Force[1])は、1952年(昭和27年)4月26日から7月31日まで、海上保安庁内に設置されていた海上警備機関。英名はMaritime Guard[2][注 1]/Maritime Security Force[3]/Maritime Safety Security Force[4]と変遷した。
注釈
- ^ Auer 1972では「Maritime Guard"は日本側の計画で使用され・・・バーク提督の手紙にも現れる・・・日本語の名称とすこしはかけ離れた英語名に翻訳されることがしばしば」と述べられている
- ^ 野村グループは「第二次特殊研究資料」において「海上保安予備隊」よりも、主に「海上警備隊」の名称を本文で多用している。日本側の公式資料で海上警備隊の名称が使用されたのはこれが最初である。なお増田 2004では「日米海軍当局者による日本海軍再軍備構想・・・野村機関・第二次特殊研究資料・・・本機構を「海上保安予備隊」と呼称する。昭和26年4月10日」と記載している
- ^ その後、海上警備隊の課長級人事は旧海軍出身者で固められることになり、山崎も同意している。
- ^ その後も海上警備隊の後身組織である警備隊・海上自衛隊でも人事などで影響力を発揮した。現在も海幕長経験者などによる同様な組織がある。
出典
- ^ 武居 2008.
- ^ Auer 1972, pp. 171–181.
- ^ a b c d e NHK報道局自衛隊取材班 2003, pp. 259–260.
- ^ a b c d e f g h i j 増田 2004, pp. 130–136.
- ^ 昭和27年法律第97号による改正後の海上保安庁法第25条の2
- ^ a b c d e f 読売新聞戦後史班 1981, pp. 174–256.
- ^ a b c d 香田 2015, pp. 12–23.
- ^ 増田 2004, pp. 123–128.
- ^ a b 柴山 2010, p. 551.
- ^ 青木 2011, pp. 34–43.
- ^ Auer 1972, p. 162.
- ^ 増田弘 (2004). 自衛隊の誕生. 中央公論社. pp. 106~110. ISBN 4121017757
- ^ a b c d Auer 1972, pp. 159–161.
- ^ a b Auer 1972, pp. 157–158.
- ^ 長田 2002.
- ^ NHK報道局自衛隊取材班 2003, p. 158.
「海上警備隊」の例文・使い方・用例・文例
- 海上警備隊という治安部隊
海上警備隊と同じ種類の言葉
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