江州音頭
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江州音頭(ごうしゅうおんど)は滋賀県を中心に近畿地方各地で盆踊りに用いられる音頭。棚音頭と座敷音頭(敷座)の2種類がある[1]。独立した舞台芸としても行われる(こちらは「口説き(クドキ)」と呼ばれる)。「江州」とは、近江国の別称である。
- ^ 「座敷音頭」に想う!、村井市郎、江州音頭だより(第26号)、滋賀県江州音頭普及会、2002年9月13日記事掲載、2012年10月15日閲覧。
- ^ 兵藤裕己「オーラル・ナラティブの近代」『成城国文学』第13巻、成城大学、1997年3月、1-9頁、CRID 1050282812448899840。
- ^ 小沢昭一『日本の放浪芸』より
- ^ こころに残る滋賀の風景 延命公園の「江州音頭発祥の地」の石碑 滋賀県庁
- ^ 発祥の由来 豊郷町教育委員会
江州音頭(祭文くずし)
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「徳山おどり」の記事における「江州音頭(祭文くずし)」の解説
西隣の滋賀県/近江の民謡を養蚕業の繭歩荷が習い伝えたとも、鉱山への出稼ぎ人が伝えたともいわれている。 徳山で踊られるようになっての日は浅いものの、その調子の良さから宴席の座を締めくくる曲として、唄い踊られたという。特に滋賀県に近い戸入地区では、盆踊りのお開きの唄として親しまれていた様子。 現在大阪などで盛大に唄われている洗練された節回しと異なり、徳山に伝わる「江州音頭」は単純素朴なもので、「おはら節」同様かつての古態を残しているのかも知れない。 節回しは7・5調4行一連の繰り返しで、唄の外題はお馴染みの「石童丸」や「大高源吾」「岩見重太郎」などが唄われていたが、現在は徳山のかつての風景を唄い込んで作られた「徳山風景くずし」が専ら唄われている。 〽ドッコイショ(アラ マテタゼ) アー 皆様よ ご苦労じゃな(キタショイ) これからはヨイヤセの 掛け声を(アラ イヤマカサーノサノ ヤットコショイ) アー 若輩者の わたくしが(アー ドッコイ) 大事な時間を 借りました しばらく唄う この唄は(ヤットコサッサ ドッコイショ) 徳山風景 くずしです(アラ イヤマカサーノサノ ヤットコショイ)
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