水平パリティチェック
別名:水平パリティ,水平パリティチェック方式
【英】horizontal parity check, longitudinal redundancy check, LRC
水平パリティチェックとは、通信データやメモリの誤りを検出する手段の1つで、データをブロックごとに分けた上で、1つのブロックの同一ビットにブロックチェックキャラクタ(BCC)を付加する方式のことである。
水平パリティチェックでは、1つのブロックの7ビット目、6ビット目、・・・1ビット目に、奇数パリティ、あるいは、偶数パリティを付加する。これにより、各ビットの誤りを検出することができる。なお、誤ったデータの数が1個、3個のように奇数個の場合には誤りを検出できるが、2個、4個のように誤りが偶数個あると誤りを検出することができない。誤りの検出精度を高める手段としては、垂直パリティチェックの併用を挙げることができる。
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