楽浪国についての説話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 08:23 UTC 版)
『三国史記』高句麗本紀・大武神王紀には、大武神王の王子好童と楽浪国王の崔理の娘楽浪公主の話として今に知られている説話が挿入されている。 好童が楽浪公主を妻とするに当たって、楽浪国の宝である角笛・太鼓(敵が寄せると自然と鳴るというもの)を壊すことを促した。娘がこれらを壊した事を聞いた後、好童は大武神王に今こそ楽浪国に攻め入る好機と勧め、王は楽浪国に攻め入った。宝器が鳴らなかったために軍備を怠った楽浪王は突然城下に迫った高句麗軍を見て驚き、宝器が壊されていることを知って娘を殺し、城を出て降伏した。
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