梵浄山
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梵浄山(ぼんじょうさん Fanjingshan)は中国の少数民族が多く住む地域である貴州省に位置している。貴州省銅仁市にあり、印江県、江口県、松桃県の境目にある。武陵山脈の主峰で、最高点の鳳凰山の標高は2,572 mにも及ぶ。梵浄山は「貴州第一名山[1]」「武陵第一峰」とも呼ばれ、原始林が茂り、生態も保護されており、1986年にユネスコから生物圏保護区に指定された[2]。2018年7月2日、バーレーンのマナマで行われた第42回世界遺産委員会において世界自然遺産に登録された。梵浄山には大規模な原生林があり、ウンピョウなどの多くの貴重な動植物が生息しており、特にキシュウシシバナザル(キンシコウ)やハンカチノキはこのエリアでしか見られない[2]。また中国十仏教名山の一つになっており、弥勒菩薩の聖地としても有名である。中国の5A級観光地(2018年認定)でもある[3]。
- ^ “貴州第一名山——梵浄山|景区—中国梵浄山旅游官方网”. www.gzfjs.gov.cn. 2019年6月28日閲覧。
- ^ a b “Fanjingshan Biosphere Reserve, China” (英語). UNESCO (2019年7月). 2023年1月28日閲覧。
- ^ “贵州省铜仁市梵净山旅游区”. www.mct.gov.cn. 中華人民共和国文化観光部 (2021年7月22日). 2023年2月3日閲覧。
- ^ “賜敕碑_360百科”. baike.so.com. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “貴州省——梵浄山::名寺古刹::佛教艺术::一切如来心精舎”. www.yqrlxjs.com. 2019年6月29日閲覧。
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