東京高商の大学昇格運動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 01:17 UTC 版)
東京高商には本科に接続するかたちで2年制の専攻部が設置(1897年)され、同じ官立高商である神戸高等商業学校(神戸大学経済学部・経営学部の前身)の卒業生も受け入れていた。1901年1月、欧州留学中の高商教授8名(石川巌・石川文吾・神田乃武・瀧本美夫・津村秀松・福田徳三・志田鉀太郎・関一)がベルリンにおいて「商業大学の必要」を建議し、専攻部の設置・拡充(修業年限延長(1899年)や卒業者への「商業学士」授与(1901年 - ))を足がかりに、高商の大学昇格運動が進められた。1907年(明治40年)には「商科大学設置に関する建議案」が帝国議会を通過、高商の大学昇格運動は最高潮に達した。
※この「東京高商の大学昇格運動」の解説は、「申酉事件」の解説の一部です。
「東京高商の大学昇格運動」を含む「申酉事件」の記事については、「申酉事件」の概要を参照ください。
- 東京高商の大学昇格運動のページへのリンク