有料道路における自動精算機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 23:22 UTC 版)
「自動精算機」の記事における「有料道路における自動精算機」の解説
主に均一料金制を布いている有料道路に設置され、自動精算機である料金収受部のほか、車種検知部、遮断機が組み合わせて設置されている。なおNEXCOグループや製造元の三菱重工業では料金自動収受機(りょうきんじどうしゅうじゅき)またはMIC(Multiple and Integrated Toll Collecting Machine)と呼称している。新東名高速道路では通行料金精算機という名称を使用している。一般的な、飲料水の自動販売機や精算機などの自動機のように、硬貨を一枚ずつ「挿入」するのではなく、広く口の開いた料金口に投げ込むように、文字通り「投入」するので「お賽銭式」とも呼ばれる。一般的な自動機では、入金した貨幣を釣銭に流用する「還流」方式が広まってきているが、有料道路の初期の精算端末では未だ入金と出金を分離した、専用のユニットにしているケースが多く見られる。 また、自動精算機が設置されている料金所では料金所付近などに「この先料金所自動収受」という案内と硬貨を投入するイラストを配した標識がある。 岩槻IC・昭和IC・広川南IC等では通行券が挿入できるタイプの精算機が置かれ、一部のICや料金所ではETCやクレジットカード・回数券決済対応の装置が設置されている。また、新東名高速道路においては全ての一般レーンが自動精算機による対応で行われている。
※この「有料道路における自動精算機」の解説は、「自動精算機」の解説の一部です。
「有料道路における自動精算機」を含む「自動精算機」の記事については、「自動精算機」の概要を参照ください。
- 有料道路における自動精算機のページへのリンク