時代劇の褌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:17 UTC 版)
かつて無声映画といわれた頃の時代劇映画では、ふんどしを露に見せての剣戟が盛んだった。当時の人気スター、市川百之助による意識的にふんどしを見せるサービスに女性ファンは大喜びし、「フンドシももちゃん」と呼ばれた。同様の立ち回りは、若い頃の市川右太衛門や、片岡千恵蔵、阪東妻三郎、羅門光三郎なども行った。特に市川右太衛門の「浄魂」の大剣戟シーンのふんどしを露にしての剣戟や、阪妻の「決闘高田の馬場」の尻はしょりのふんどし、テレビ映画では「森の石松」で中村勘九郎(のちの18代目勘三郎)がふんどしを見せての剣戟がある。
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