時をかける少女
(時かけ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 08:56 UTC 版)
『時をかける少女』(ときをかけるしょうじょ)は、筒井康隆のSF小説。学習研究社の学年誌『中学三年コース』1965年11月号から『高1コース』1966年4月号に連載(全6回)、鶴書房盛光社「ジュニアSF」シリーズ第5巻として1967年3月に刊行された[1]。ラベンダーの香りを嗅いだことで時を自在に超える能力を身につけた中学3年生の少女が、その能力を通じて重ねていくさまざまな思いや経験を、サスペンス要素や青春、ラブロマンスを交えて描く[2]。略称は「時かけ[2]」(ときかけ)。
注釈
出典
- ^ a b c d “盛光社 《ジュニアSF》全10巻復刻(予約は昨年12月31日で終了)”. 日本SF作家クラブ50周年記念 公式サイト. 日本SF作家クラブ. 2020年5月9日閲覧。
- ^ a b c d “今夏再び復活、誕生から50年経ても『時かけ』が鮮度を保つ理由”. ORICON STYLE (oricon ME). (2016年6月19日) 2016年12月25日閲覧。
- ^ a b “「時をかける少女」映像化で炎上 筒井康隆が再びブームか”. NEWSポストセブン (小学館). (2016年5月21日) 2020年5月9日閲覧。
- ^ “「時をかける少女」ドラマ化で露わになった「世代断絶」 筒井康隆も、原田知世も知らない?”. J-CASTニュース. (2016年5月11日) 2016年12月25日閲覧。
- ^ 筒井康隆 2006, p. 8.
- ^ 筒井康隆 2006, p. 19.
- ^ a b c 筒井康隆 2006, p. 7.
- ^ a b 筒井康隆 2006, p. 33.
- ^ 筒井康隆 2006, p. 20.
- ^ 筒井康隆 2006, p. 21.
- ^ 筒井康隆 2006, p. 38.
- ^ 筒井康隆 2006, pp. 7–8.
- ^ a b 筒井康隆 2006, p. 49.
- ^ 筒井康隆 2006, p. 15.
- ^ 筒井康隆 2006, p. 56.
- ^ 筒井康隆 2006, pp. 29–30.
- ^ 江藤茂博「『時をかける少女』の文彩(フィギュール)」『時をかける少女』角川書店<角川文庫>、2006年改版、p.236
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P247
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P247~248
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P248~249
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P249
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P250
- ^ 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P250~251
- ^ “黒島結菜『時をかける少女』連ドラで初主演! 未来人ケン・ソゴル役はセクゾ菊池風磨”. クランクイン! (ハリウッドチャンネル). (2016年5月10日) 2016年5月10日閲覧。
- ^ “キャラメルボックス30th vol.3『時をかける少女』”. 演劇集団キャラメルボックス. 2016年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月2日閲覧。
- ^ “『時をかける少女』が初の舞台化、キャラメルボックス新作公演にD-BOYS池岡亮介ら”. CINRA.NET (cinra). (2015年4月2日) 2019年11月14日閲覧。
- ^ “30年を実感!キャラメル版『時をかける少女』開幕”. チケットぴあ (ぴあ). (2015年7月30日) 2019年11月14日閲覧。
- ^ “舞台版「時をかける少女」30周年、キャラメルボックス若手主演”. 朝日新聞デジタル. (2015年7月23日) 2019年11月14日閲覧。
- ^ “「時をかける少女」幻の続編が舞台化!上白石萌歌、現役セーラー服で主演”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2017年10月20日) 2017年10月20日閲覧。
- ^ “上田誠脚本・演出「続・時をかける少女」全キャスト&ビジュアル発表”. ナタリー (ナターシャ). (2017年11月16日) 2017年11月16日閲覧。
- ^ “新曲17曲で送るミュージカル「時をかける少女」、まもなく開幕”. チケットぴあ (2023年10月5日). 2023年10月21日閲覧。
- ^ a b “ミュージカル「時をかける少女」 公式サイト”. 2023年10月21日閲覧。
- ^ “ミュージカル「時をかける少女」 公式サイト キャスト紹介”. 2023年10月21日閲覧。
- ^ 筒井康隆・日下三蔵『筒井康隆、自作を語る』(早川書房)
- ^ 天野譲二『幻の未発売ゲームを追え! 今明かされる発売中止の謎』徳間書店、2017年3月31日、73-75頁。ISBN 978-4-19-864380-5。
- 1 時をかける少女とは
- 2 時をかける少女の概要
- 3 書誌情報
- 4 その他
- 5 脚注
- 時かけのページへのリンク