小林淳一 (編集者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小林淳一 (編集者)の意味・解説 

小林淳一 (編集者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 16:28 UTC 版)

小林 淳一(こばやし じゅんいち、1965年6月5日 - )は、日本の雑誌編集者である。元『Invitation』『東京カレンダー』編集長。『女優美学』編集長。

来歴・人物

1989年立教大学経済学部を卒業、ぴあに入社、『TVぴあ』編集部に配属される。同誌では、1994年度より「TVぴあドラマ大賞」を創設、北川昌弘木村立哉らを審査委員に起用し、特集を充実させ、一時代を築いた。2000年『ケイゾク/雑誌』(TVぴあ臨時増刊)を編集。

2000年に『Weeklyぴあ』へ異動、副編集長に就任。『Invitation』編集部の準備室へ異動。2003年3月号の「創刊0号」を編集、副編集長を経て、2005年に『Invitation』編集長に就任した(編集長第1号:12月10日発売=2006年1月号「日本映画は、バブルなのか?」[1]/メディア出演:TOKYO FM『Evening File』[2]、紀伊國屋書店新宿南店『編集長の本棚』[3]、青山ブックセンター六本木店『真夏の夜の本50』[4]、『ほぼ日刊イトイ新聞』[5]、編集会議.com『編集・ライター養成講座』[6]、日本テレビ『NEWS ZERO』[7]ほか)。2006年度より「Invitation AWARD」を創設する[8][9][10][11][12]ほか、データ重視で未来を予測する映画特集で知られ、食文化芸能現代思想にも強い。

2006年11月28日に授賞式が行われた第1回「GATSBY 学生CM大賞」の審査員[13]2007年1月31日に授賞式が行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'06 / 第12回AMDAward」の審査委員をつとめた[14]。また同年3月11日、Picture Yourself Sound Schoolのヴァラエティライヴショウ『Picture Yourself Sound School #6 Superstar Carnival 俺たちがテレビだ!』(池袋小劇場)に出演した[15]2008年10月23日TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、第21回東京国際映画祭映画人の視点Director's Angle『黒沢清の世界』にてモデレーターを務め、黒沢清監督と2時間にわたり対談した(企画・運営:江崎毅)[16]

2009年3月号で『Invitation』休刊後、アクセス・パブリッシングにて、『東京カレンダー』編集長(2010年7月号~2011年8月号)を務める。 2010年は『SPEC magazine』、2011年は東京カレンダーMOOKSとして『女優美学』『女優美学2』、2013年は『ラジオマン 1974~2013僕のラジオデイズ 吉田照美』(ぴあ)を編集。

2013年より『AJ[エー・ジェー]』(ぴあ)のクリエイティブ・ディレクター(後に、編集ディレクター名義)を務める。 2014年は『女優美学III』『ハン・ヒョジュ 1st フォトブック ひざしのほうへ』、2015年は『女優美学IV』の編集長を務める。 2016年は『日本で活躍するアジア最終少女』『アジアで活躍する日本美男子』『ハン・ヒョジュのすべて』『BOYMEN MAGAZINE Vol.1』の編集長を務める。

ビブリオグラフィ

  • 『ケイゾク/雑誌』(上杉純也相田冬二木村立哉ほか共著、ぴあ、2000/4/ ISBN 4276238188[17] - 編集
  • 『世にも奇妙な本 世にも奇妙な物語1990 - 2000』(ぴあ、2000/10/25 ISBN 4835600061) - 編集
  • 雑誌『Invitation』(ぴあ、2006年1月号~2009年3月号) - 編集長
    2006年1月号「日本映画はバブルなのか?[18]
    2006年2月号「THE 有頂天ホテルへようこそ![19]
    2006年3月号「女優ほど素敵なショーバイはない![20]
    2006年4月号「国境を越え、ジャンルを超えた男たち BORDERLESS[21]
    2006年5月号「マンガという仕事[22]
    2006年6月号「2007年までの日本映画169本すべて魅せます![23]
    2006年7月号「U-21ジャパン 女子最強選抜88人[24]
    2006年8月号「スタジオジブリと「ゲド戦記」の熱い夏[25]
    2006年9月号「めざましテレビの大研究[26]
    2006年10月号「ENTERTAINMENT×FASHION[27]
    2006年11月号「いま、ニッポン中が熱く盛りあがれるカルチャーはスポーツだけだ。[28]
    2006年12月号「男たちが語る木村拓哉・論。[29]
    2007年1月号「大人になってもコミック&アニメ三昧[30]
    2007年2月号「発表!Invitation AWARDS 2006[31]
    2007年3月号「ココロもカラダも露にした女優たち[32]
    2007年4月号「セレブたちが演じたある一日のファッション物語[33]
    2007年5月号「いい本、読みませんか?[34]
    2007年6月号「ニュースのある生活は激しく、楽しい![35]
    2007年7月号「大ニッポンの広告 そのデザインと企画の力[36]
    2007年8,9月合併号「バブル真っ只中!?数字が見える日本映画[37]
    2007年10月号「できるビジネスマンのお手本は、最強アスリートのライフスタイルにあった![38]
    2007年11月号「ミシュラン日本初上陸[39]
    2007年12月号「フィロソフィーで選ぶデザイン家電[40]
    2008年1月号「物語で買う男の小物[41]
    2008年2月号「東京vsTOKYO[42]
    2008年3月号「広告写真の現在 2007-2008[43]
    2008年4月号「ワインが変わった![44]
    2008年5月号「2008年春夏 ファッション大特集[45]
    2008年6月号「オーダーメイドな生活[46]
    2008年7月号「PARIS,SEXY![47]
    2008年8月号「美しい男 美しい女 美しい映画[48]
    2008年9月号「水の京都[49]
    2008年10月号「優しいデザイン 乗り物の未来[50]
    2008年11月号「スタイリスト北村道子[51]
    2008年12月号「酒って実は旨いんです[52]
    2009年1月号「ニューヨークに生きる[53]
    2009年2月号「極上の本 極上のコーヒー[54]
    2009年3月号「世界に誇るニッポンのバー[55]」)
  • 雑誌『東京カレンダー』(ACCESS、2010年7月号~2011年8月号) - 編集長
    2010年7月号「遊ぶTOKYO[56]
    2010年8月号「あの人が“このお店”に通う理由[57]
    2010年9月号「そこにある、極上。“日常”の和食[58]
    2010年10月号「食す、学ぶ、磨く。愉しい銀座[59]
    2010年11月号「行くと、幸せになれる。小さなお店[60]
    2010年12月号「“女子力”から“下町”まで 流行るお店の18カ条[61]
    2011年1月号「東京未来予想図[62]
    2011年2月号「レストランdeお取り寄せ[63]
    2011年3月号「絶景美食温泉2011[64]
    2011年4月号「「鮨」に夢中[65]
    2011年5月号「美しくなるレストラン[66]
    2011年6月号「東京新発見&お散歩レストラン 歩いていこう[67]
    2011年7月号「たのしいPASTA&PIZZA[68]
    2011年8月号「宣言します!予約が取れなくなるレストラン[69]
  • 『SPEC magazine』(ACCESS、2010/12/4 ISBN 4901976869) - 編集
  • 『女優美学 堀北真希 松下奈緒 前田敦子 伊藤歩 加藤あい 戸田恵梨香 宮崎あおい』(撮影:笹口悦民、鶴田直樹、丸谷嘉長ほか)東京カレンダーMOOKS(ACCESS、2011/1/28 ISBN 4901976893)- 編集長
  • 『女優美学II 宮崎あおい 前田敦子 皆藤愛子 長澤まさみ』(撮影:笹口悦民、鶴田直樹、丸谷嘉長ほか)東京カレンダーMOOKS(ACCESS、2011/7/7 ISBN 4901976974)- 編集長
  • 『ラジオマン1974-2013 僕のラジオデイズ 吉田照美』(ぴあ、2013/11/ ISBN 4835618645[70] - 編集
  • 『女優美学III 有村架純 木村文乃 小松菜奈 山本美月 ハン・ヒョジュ 広末涼子 加藤あい』東京カレンダーMOOKS(東京カレンダー、2014/1/4 ISBN 4906931480)- 編集長
  • 『ハン・ヒョジュ 1st フォトブック ひざしのほうへ』(撮影:丸谷嘉長)ぴあMOOK(ぴあ、2014/3/14 ISBN 4835618831[71] - 編集長
  • 『女優美学IV 木村文乃 真野恵里菜 橋本愛 島崎遥香 シャーロット・ケイト・フォックス 知英 山崎紘菜 ハン・ヒョジュ 蓮佛美沙子 小橋めぐみ 松風理咲 橋本真実』(撮影:笹口悦民、丸谷嘉長、鶴田直樹ほか)東京カレンダーMOOKS(東京カレンダー、2015/11/19 ISBN 4906931812[72] - 編集長
  • 『日本で活躍するアジア最終少女 produced by AJ』ぴあMOOK(ぴあ、2016/3/28 ISBN 4835629698[73] - 編集長
  • 『アジアで活躍する日本美男子 produced by AJ』ぴあMOOK(ぴあ、2016/3/28 ISBN 4835629795[74] - 編集長
  • 『ハン・ヒョジュのすべて produced by AJ』(撮影:丸谷嘉長)ぴあMOOK(ぴあ、2016/3/31 ISBN 4835629728[75] - 編集長
  • 『BOYMEN MAGAZINE Vol.1 ボイメン・マガジン』(Sweet Thick Omelet、2016/5/25 ISBN 4907061188[76] - 編集長
  • 『BOYMEN MAGAZINE Vol.2 ボイメン・マガジン』(Sweet Thick Omelet、2017/1/7 ISBN 4907061269[77] - 編集長
  • 『夢は叶えるもの!ボイメンを創った男 谷口誠治』(構成:生嶋マキ)(Sweet Thick Omelet、2017/1/7 ISBN 4907061250[78] - 編集

脚注

  1. ^ 2005年12月10日発売『インビテーション』2006年1月号「日本映画は、バブルなのか?」日本映画2005年総決算・2006年大予測 究極のコラボレーション 浅野忠信☆宮崎あおい
  2. ^ 2006年5月29日TOKYO FM『Evening File』(DJ:柴田玲)地球の他の場所へ思いを向けてみましょう
  3. ^ 2006年6月10日~7月10日『紀伊國屋書店』新宿南店オリジナル企画!!編集長の本棚「『INVITATION』編集長 小林淳一氏が選ぶ100冊」
  4. ^ 2006年7月10日~21日『青山ブックセンター六本木店』STUDIO VOICE×Invitation合同企画「読まずに寝られるか!?『真夏の夜の本50』VERY BEST OF MIDSUMMER NIGHT'S BOOKS」*:『STUDIO VOICE』品川亮編集長×『Invitation』小林淳一編集長
  5. ^ 2006年11月30日「ほぼ日刊イトイ新聞」『三位一体モデル』を読んだ人たちに聞きました
  6. ^ 2007年1月26日『編集会議.com』編集・ライター養成講座『Invitation』編集長が語る、カルチャー誌の仕事
  7. ^ 2007年3月22日 日本テレビ『NEWS ZERO』「ZERO CULTURE」3DCGアニメ映画急増の理由とは?
  8. ^ 2006年12月27日『@ぴあ最新ニュース』映画『ゆれる』の“映像の新鮮さ”を評価。「第1回Invitation AWARDS」受賞決定
  9. ^ 2007年1月10日『@ぴあ最新ニュース』宮崎あおい、伊勢谷友介らが映像の祭典でのはじめてづくしに笑顔「第1回Invitation AWARDS」授賞式
  10. ^ 2007年1月10日『CinemaCafe.net』2006年活躍したのはこの人!「第1回 インビテーション・アワード」 伊勢谷友介、宮崎あおい、チェン・ボーリン受賞
  11. ^ 2007年1月10日『シネマトゥデイ映画ニュース』今年最初のイイ男とイイ女は伊勢谷と宮崎あおいに決定!
  12. ^ 2008年1月24日『@ぴあ最新ニュース』映画、CM、TVドラマまで一堂に会する映像の祭典「2007年度Invitation AWARDS」受賞発表
  13. ^ 2006年11月28日授賞式『学生のためのCM映像コンテスト「GATSBY 学生CM大賞」』ヒストリー
  14. ^ 2007年2月5日『マイコミジャーナル』大賞は『時かけ』優秀デジタルコンテンツが集った「第12回AMDAward」
  15. ^ 2007年3月11日『Picture Yourself Sound School』#6 Superstar Carnival 俺たちがテレビだ!(日曜千秋楽!!)
  16. ^ 2008年10月23日『第21回東京国際映画祭 映画人の視点Director's Angle黒沢清の世界』
  17. ^ 『ケイゾク/雑誌』(TVぴあ増刊 2000年4月10日発売)
  18. ^ Invitation(インビテーション)2006年1月号
  19. ^ Invitation(インビテーション)2006年2月号
  20. ^ Invitation(インビテーション)2006年3月号
  21. ^ Invitation(インビテーション)2006年4月号
  22. ^ Invitation(インビテーション)2006年5月号
  23. ^ Invitation(インビテーション)2006年6月号
  24. ^ Invitation(インビテーション)2006年7月号
  25. ^ Invitation(インビテーション)2006年8月号
  26. ^ Invitation(インビテーション)2006年9月号
  27. ^ Invitation(インビテーション)2006年10月号
  28. ^ Invitation(インビテーション)2006年11月号
  29. ^ Invitation(インビテーション)2006年12月号
  30. ^ Invitation(インビテーション)2007年1月号
  31. ^ Invitation(インビテーション)2007年2月号
  32. ^ Invitation(インビテーション)2007年3月号
  33. ^ Invitation(インビテーション)2007年4月号
  34. ^ Invitation(インビテーション)2007年5月号
  35. ^ Invitation(インビテーション)2007年6月号
  36. ^ Invitation(インビテーション)2007年7月号
  37. ^ Invitation(インビテーション)2007年8,9月号
  38. ^ Invitation(インビテーション)2007年10月号
  39. ^ Invitation(インビテーション)2007年11月号
  40. ^ Invitation(インビテーション)2007年12月号
  41. ^ Invitation(インビテーション)2008年1月号
  42. ^ Invitation(インビテーション)2008年2月号
  43. ^ Invitation(インビテーション)2008年3月号
  44. ^ Invitation(インビテーション)2008年4月号
  45. ^ Invitation(インビテーション)2008年5月号
  46. ^ Invitation(インビテーション)2008年6月号
  47. ^ Invitation(インビテーション)2008年7月号
  48. ^ Invitation(インビテーション)2008年8月号
  49. ^ Invitation(インビテーション)2008年9月号
  50. ^ Invitation(インビテーション)2008年10月号
  51. ^ Invitation(インビテーション)2008年11月号
  52. ^ Invitation(インビテーション)2008年12月号
  53. ^ Invitation(インビテーション)2009年1月号
  54. ^ Invitation(インビテーション)2009年2月号
  55. ^ Invitation(インビテーション)2009年3月号
  56. ^ ASIN B003L7QKO4, 東京カレンダー2010年7月号
  57. ^ ASIN B003QJ7SU2, 東京カレンダー2010年8月号
  58. ^ ASIN B003V0OR0K, 東京カレンダー2010年9月号
  59. ^ ASIN B003YVGG0U, 東京カレンダー2010年10月号
  60. ^ ASIN B0042AJBCW, 東京カレンダー2010年11月号
  61. ^ 東京カレンダー2010年12月号
  62. ^ ASIN B004BG3F9C, 東京カレンダー2011年1月号
  63. ^ 東京カレンダー2011年2月号
  64. ^ 東京カレンダー2011年3月号
  65. ^ 東京カレンダー2011年4月号
  66. ^ 東京カレンダー2011年5月号
  67. ^ 東京カレンダー2011年6月号
  68. ^ 東京カレンダー2011年7月号
  69. ^ 東京カレンダー2011年8月号
  70. ^ ラジオパーソナリティ生活40年を綴った自伝的エッセイ『ラジオマン1974-2013 僕のラジオデイズ』 吉田照美著 2013年11月13日(水)ぴあより発売!
  71. ^ ハン・ヒョジュ来日!初のフォトブック「ひざしのほうへ」発刊記念 記者会見
  72. ^ 東京カレンダーWEB『女優美学』2014/11~2015/01(今最も輝きを放っている女優にフォーカスする人気ムック「女優美学」が今年も11/19に発売された。その一端を東京カレンダーWEBだけで公開しよう!木村文乃 蓮佛美沙子 真野恵里菜 島崎遥香 山崎紘菜 シャーロット・ケイト・フォックス)
  73. ^ 真野恵里菜セクシーグラビア20P! 『日本で活躍する「アジア最終少女」』予約開始
  74. ^ 【イケメン】名古屋発“BOYS AND MEN”46ページ総力特集! 「アジアで活躍する日本美男子」3月28日発売
  75. ^ 【ハン・ヒョジュ】2年ぶりフォトブックに自信 「わたしのすべてを詰め込んだ」
  76. ^ 名古屋から生まれた今年最も注目のグループ「BOYS AND MEM」のオフィシャルマガジン発売が決定。
  77. ^ 「BOYMEN MAGAZINE ボイメン・マガジン」Vol.2発売のお知らせ
  78. ^ 名古屋から全国へ。名古屋からアジアへ。 「夢は叶えるもの!ボイメンを創った男」谷口誠治



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小林淳一 (編集者)」の関連用語

小林淳一 (編集者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小林淳一 (編集者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小林淳一 (編集者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS