明王院 (福山市)
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明王院（みょうおういん）は、広島県福山市草戸町にある真言宗大覚寺派の仏教寺院である。空海が開基と伝わる。本堂、五重塔が国宝に指定されている。
注釈
- ^ 一刀三礼とは、仏像を彫刻するとき信仰心を込め、一刻みするたび三度礼拝すること。転じて、仏像を彫刻する態度が敬虔であること。
- ^ 春日厨子とは、正面の壁上に春日曼荼羅が描かれ、扉の内面に十六善神などを描いた厨子のこと。形状は、緩やかな勾配屋根で、正面に観音開きの扉がつき、二重基壇で、外側は黒漆塗り、周縁に朱漆が施されている。鎌倉・室町時代の本地垂迹による春日神社に対する信仰の礼拝対象とされた。
- ^ 莎髻（しゃけい）とは、莎とは、乾地に生育するハマスゲを意味し、そのハマスゲで髷を結んでいる髪型のこと。
- ^ 羂索とは、羂は、鳥獣を捕らえる罠の意で、5色の糸をより合わせ、一端に環、他端に独鈷杵（とっこしょ）の半形をつけた縄状のもの。衆生を救う働きを象徴する。
- ^ 瞋怒とは、大きく目を見開いて怒ること。態度に表わし怒ること。
- ^ 六臂（ろっぴ）とは、臂は肘を意味し、 仏像が6つの腕を持っていること。
- ^ 金剛拳とは、指を堅く握った形状で、金剛界の共通の拳の握り方である。
- ^ 陽刻とは、模様などを凸形に浮き出すように彫ること。
出典
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- ^ “野々口立圃文書”. 福山市役所 文化振興課 文化財担当. 2023年5月14日閲覧。
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「明王院 (福山市)」の続きの解説一覧
- 1 明王院 (福山市)とは
- 2 明王院 (福山市)の概要
- 3 本堂・五重塔沿革
- 4 文化財
- 5 前後の札所
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