旧辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 05:30 UTC 版)
『旧辞』(きゅうじ、くじ)とは、『古事記』や『日本書紀』以前に存在したと考えられている日本の歴史書の一つ。『帝紀』とともに古くに散逸したため、内容は伝存していない。「本辞」「先代旧辞」とも。
- ^ 津田左右吉『日本古典の研究』
- ^ 遠山美都男「根拠に乏しい『帝紀』『旧辞』の成立年代」『日本書紀は何を隠してきたか』洋泉社新書y035、洋泉社、2001年7月21日、pp. 196-204。ISBN 4-89691-549-6 もとは「『帝紀』『旧辞』を復元する」として「歴史読本」1999年4月号、新人物往来社に掲載
- ^ 倉西裕子「『日本式紀伝体』は存在した - 二本の史書を一対とする編纂記述様式」『記紀はいかにして成立したか - 天の史書と地の史書』講談社選書メチエ、講談社、2004年6月10日、pp. 46-59。 ISBN 4-06-258301-1
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