日本維新の会との連携と合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:53 UTC 版)
「結いの党」の記事における「日本維新の会との連携と合併」の解説
結いの党は結党の経緯から、日本維新の会との合流を結党当初から求めていた が、維新共同代表の石原慎太郎が結いの党は「護憲政党で、手は組めない」と述べるなど、維新内部に合流反対派が存在した。維新内部の対立で「回答待ち」の状態が数か月続いたものの、5月になって維新も結いとの合流賛成、反対派で分党することが決定する(石原らは次世代の党を結成)。 4月25日、参議院で統一会派「日本維新の会・結いの党」を結成、7月9日には維新合流派の橋下徹共同代表が率いるグループと衆議院でも統一会派「日本維新の会・結いの党」を結成。上述の東京都・神奈川県議会でも、それぞれ2月に統一会派「都議会結いと維新」、5月に「結いの党・日本維新の会県議団」を結成した。 9月19日、日本維新の会との合併、維新の党の結党が発表された。21日に結いの党は解散 し、維新の党へ合流した。しかしながら維新の党は2015年10月に再び分裂(おおさか維新の会及び改革結集の会の結党)。結いの党出身議員のほとんどは維新の党に残留し、後に民主党を母体とする民進党に合流している。 民進党では、旧維新の党グループとして行動していたが、2016年民進党代表選挙において松野氏ら日本維新の会出身者との方針(松野氏ら日本維新の会出身者が前原支持、江田氏ら結いの党出身者が蓮舫支持)の違いから、結いの党出身者を中心とした、江田氏に近い議員により民権政経アカデミーを新たに旗揚げし分裂。日本維新の会出身者は創新会を旗揚げした。2017年9月民進党代表選挙でも、創新会は引き続き前原支持となり、民権政経アカデミーは(前原・枝野に加えた)第三の候補擁立を目指し、断念後も自主投票となるなど別行動となった。直後の総選挙において民進党が希望の党への合流を決め、その後立憲民主党が結党され分裂した際には、創新会・民権政経アカデミー共に、グループでなく各議員ごとに個別の対応を取った。その後、両グループ共に活動もなく、消滅している。
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