日本の小中一貫教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:02 UTC 版)
カリキュラムや学校運営については設置者によって柔軟に運用することができるため一概には記述できないものの、先行の小中一貫校の主な先行例を挙げると次の通りである。 小学校段階からの定期考査(中間試験、期末試験。いわゆる定期的テストの実施) 授業時間の小中統一(20分休みや業間休みなし) 小学校段階からの教科担任制 児童会と生徒会の一体化(「児童生徒会」と呼ぶ場合もある) 学校行事の小中一体化(小学生と中学生が入学式、卒業式、運動会などを一緒に行う) 小学生と中学生の校則の統一化(小学生段階からランドセル登校が禁止、小学生が中学生と統一感のある制服着用を義務化している小中一貫校もある(学校指定のブレザー、半ズボンなど)) 小中一貫の部活動(小学生段階から部活動の実施) など、従来であれば中学校段階の教育の特徴とされてきた慣習的制度(定期考査、校則、部活動等)が小学校段階に早期化されている場合が多く、小学校を中学校化することによって小中学校間の境(いわゆる「中一ギャップ」)を解消しようというのが教育上の建前である。
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