日本における切手展の歴史
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1945年より旧郵政省と郵趣団体が協力した展覧会が各地で頻繁に開催されたが、これらは郵便事業だけでなく電気通信事業なども含めた逓信事業啓発が中心となり、今日的な展覧会のイメージではなかった。また、この当時全国各地の百貨店などの会場で地方切手展が開催されたが、当時の郵政省は開催地にちなんだ記念小型シートを発行した。しかし多くは普通切手を組み合わせただけのものであったうえに回数も多かったことから切手収集家から濫発乱造と非難された。 全国規模の競争切手展の第1号は、1950年に開催された全日本切手コンクールである。この展覧会は1回だけで終わり、1951年より全日本切手展へと継承された。さらに、1966年より全国切手展、1977年よりスタンプショウが開催されている。 また小規模な切手展は日本各地にある切手収集家の団体が主催して行われることもある。
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