方法と評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 23:34 UTC 版)
「内田クレペリン精神検査」の記事における「方法と評価」の解説
一桁の足し算(3、4、5、6、7、8、9の組み合わせからなる)を、5分の休憩をはさんで前半15分、後半15分の30分間行わせた上で、1分ごとの作業量の継時的な変化のパターンから性格や適性を診断する。診断の基本的な考え方は、健康で性格面・適性面に大きな偏りのない人に典型的に出現する曲線型を「定型曲線」として置いた上で、その定型曲線との類似度やズレ、定型にあてはまらない曲線特徴の現われ方などから、受検者の性格や適性を評価するものである。 評価は「能力面の特徴」「性格・行動面の特徴」に分けられ、「能力面の特徴」は作業の処理速度や複雑な作業を処理できるかという知能面での評価で、「性格・行動面の特徴」は、受検者の性格やパーソナリティなど心理面での評価となり、内田クレペリン精神検査は知能検査と性格検査を兼ねたものであるとしている。
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