夏淑琴とは? わかりやすく解説

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夏淑琴

(新路口事件 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 16:48 UTC 版)

夏淑琴(か・しゅくきん、シア・シュウチン、1929年5月5日 - )は、南京事件の一事件とされる新路口事件の生存者を名乗る中華人民共和国の女性。この事件では2家族13人が住んでいた家屋内で、0歳の幼児を含む11人が殺害され、その内、女性3人は強姦された後、殺害されたとされる。


  1. ^ 早乙女勝元『南京からの手紙』によれば「昼近く」、星徹『ルポ・中国の人々の怒りとは』によれば「朝9時ごろ
  2. ^ 王淑琴の叔母は「長女20歳、次女18歳」と証言している(『この事実を・・・』p115)
  3. ^ 夏淑琴は講演では「死体を収容しにきた人たちによって発見された」としており(『南京大虐殺と原爆』)、また落合信彦『目覚めぬ羊たち』によると「紅卍字会の人々が死体探しに来たんですが、そのとき私と妹を見てまだ生きていることに気づいた」と夏が証言したとされている。
  4. ^ 戦争犠牲者を心に刻む会 編『南京大虐殺と原爆』東方出版、1995年、14-19頁。 
  5. ^ 『南京大虐殺 歴史改竄派の敗北』教育史料出版会、2003年6月1日、153-154頁。 
  6. ^ 日中戦争史資料集編集委員会・洞富雄編『日中戦争史資料9』(河出書房新社, 1973年)P116
  7. ^ ラーベ『南京の真実』(講談社, 1997年)P213
  8. ^ 日中戦争史資料集編集委員会・洞富雄編『日中戦争史資料8』(河出書房新社, 1973年)P95-96
  9. ^ 石田勇治編訳『資料ドイツ外交官の見た南京事件』(大月書店, 2001年)P176-177
  10. ^ 東中野修道『「南京虐殺」の徹底検証』、展転社、p240-p242
  11. ^ 笠原十九司『南京難民区の百日』岩波書店、p253-p255
  12. ^ 東中野修道『「南京虐殺」の徹底検証』展転社、P247-250。
  13. ^ SAPIO』2001年8月8日号、P27。
  14. ^ a b 南京の裁判所で原告勝訴の判決 大虐殺生存者が日本の著作者を訴える”. 中华人民共和国外交部. 2022年6月24日閲覧。
  15. ^ 本多勝一、星徹、渡辺春巳『南京大虐殺と「百人斬り競争」の全貌』(株)金曜日、p92、星徹「南京大虐殺の「生き証人」夏淑琴さんをニセモノ扱いのデタラメ」
  16. ^ http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2009-07/09/content_18102398.htm
  17. ^ 「別人と立証できていない」と著者らに400万円支払い命令 南京事件 産経新聞、2007年11月2日
  18. ^ 地裁判決文30頁11行目から13行目
  19. ^ 東京高裁判決文(該当部分)
  20. ^ 南京大虐殺の生存者・夏淑琴さん、最高裁で勝訴(人民網日本語版)
  21. ^ 「南京裁判」展転社を支援する会会報第1号”. 「南京裁判」展転社を支援する会. 2022年6月24日閲覧。
  22. ^ a b 南京取り立て裁判の怪産経新聞、2012年10月23日
  23. ^ a b c “「日中間の判決、相互保証なし」東京地裁、強制執行認めず”. 産経新聞. (2015年3月21日). https://www.sankei.com/article/20150321-BQ6ZBIUIH5LAXA6TCYUI5EYJZY/ 2015年3月23日閲覧。 
  24. ^ 夏淑琴裁判とは 南京事件研究家 松村俊夫
  25. ^ 李秀英は、「731部隊・南京虐殺・無差別爆撃」訴訟の原告の一人でもあった。
  26. ^ 展転社 いわゆる「南京裁判」について
  27. ^ 「いわゆる『南京裁判』への我が社の立場」参照
  28. ^ 外国における判決の日本における効力および執行手続”. 企業法務総合サイト. 2022年6月25日閲覧。
  29. ^ 南京事件研究家の松村俊夫さんが亡くなる | 南京の真実国民運動”. 南京の真実国民運動. 2022年6月24日閲覧。


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