断続的神言化説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 01:06 UTC 版)
カール・バルトら弁証法神学者の説。自由主義神学、高等批評の聖書観を受け入れ、聖書は誤りのある人間のことばによって書かれた「神の言葉の証言」であり、これが、上からの垂直的な神の言葉の出来事(聖霊なる神が説教者を通して語られるという出来事)によって神のことばになるのであり、この「なる」ということにおいて聖書は神の言葉で「ある」とする。バルトは、『教会教義学』(1・二)で、聖書信仰の言語霊感を否定している。
※この「断続的神言化説」の解説は、「聖書信仰」の解説の一部です。
「断続的神言化説」を含む「聖書信仰」の記事については、「聖書信仰」の概要を参照ください。
- 断続的神言化説のページへのリンク