カール・バルト
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カール・バルト(ドイツ語: Karl Barth, 1886年5月10日 - 1968年12月10日)は、20世紀のキリスト教神学に大きな影響を与えたスイスの神学者。その思想は弁証法神学や危機神学、あるいは新正統主義と呼ばれる(バルト自身は自らの神学を「神の言葉の神学」と呼んでいる)。1934年、ナチス・ドイツの政策に従うドイツ福音主義教会(DEK)に対抗して結成された告白教会の理論的指導者となり、バルメン宣言を起草した。
- ^ コリントの使徒への手紙二 四章一節以下
- ^ 大島末男『カール=バルト』、67頁「『教会教義学』の途中で」より抜粋
- ^ 1947年3月18日付けの手紙
- ^ Renate Köbler: Schattenarbeit: Charlotte von Kirschbaum – die Theologin an der Seite Karl Barths. Mit einem Geleitwort von Marie Rose Barth und einer Nachlese von Hans Prolingheuer. Pahl-Rugenstein, Köln 1986, S. 60.
- ^ 『組織神学序説』教文館、2003年、126頁。
- 1 カール・バルトとは
- 2 カール・バルトの概要
- 3 生涯
- 4 思想と業績
- 5 著作
- 6 参考文献
カール・バルト
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詳細は「新正統主義」を参照 カール・バルトは聖書に客観的な権威を認めず、出会いの契機に神の言葉となるとし、キリスト論的に解釈する。バルトの影響を受けたW.フィッシャーは、『旧約聖書のキリスト証言』で、言語霊感と霊的解釈を否定している。
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