政策投資

デジタル大辞泉

せいさく‐とうし【政策投資】

読み方：せいさくとうし

企業が、投資先との関係強化や経営参加などを目的として行う投資。→純投資

証券用語集

政策投資

経営参加や系列化、営業関係強化などを目的に株式投資をすること。
株式投資は、配当や値上がりを目的とするほかに、相手企業企業との関係強化を図る狙いで買われる場合があります。前者を純投資、後者を政策投資と呼びます。例えば、銀行がお金を貸し付けている企業との関係を強化したり、自動車メーカーが部品を納入する会社との安定供給を図るために、その企業の株式を取得するのが代表例です。高度成長期には、政策投資による株の持ち合いが系列企業の結束を強め、日本経済の強さの秘密と評価されました。しかし、バブル崩壊と国際化の進展により、政策投資に基づく株式の持ち合いは崩れてきました。最近は、純投資を目的とした外人投資家や国内機関投資家が、市場のリード役となっています。政策投資の意味が薄れた今日では、企業の持ち合い解消売りが株価の頭を抑える一要因となっています。

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「政策投資」の例文・使い方・用例・文例

• 政策投資だからといって型通りの承認をしていてはいけない。