接続節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 14:25 UTC 版)
i lo gerku cu pendo mi gi'e cadzu lo panka 彼は私の友達で、公園を歩く。 (並列節) i lo gerku poi ke'a pendo mi ku'o cu cadzu 私の友達である犬が歩く。 (従属・連体修飾節、制限・客観) i lo gerku noi ke'a pendo mi ku'o cu cadzu 犬―それは私の友達だが―が歩く。 (従属・連体修飾節、非制限・客観) i lo gerku voi ke'a pendo mi ku'o cu cadzu (私の友達、と私が呼んでいる・思っている犬が歩く。 (従属・連体修飾節、制限・主観) *再帰代名詞・ラムダとして ke'a を用い、節の終点は ku'o で示す。構文上の曖昧性をきたさなければこれらは省ける(これらの例では省ける)。 i mi na barkla ki'u lo nu carvi kei 出かけない、雨が降っているので。 (従属・副詞節) i ki'u lo nu carvi kei mi na barkla 雨が降っているので私は出かけない。 (従属・副詞節) i mi ei klama lo ckuzda tezu'e lo nu xruti lo cukta kei 私は図書館へ行かなければならない、その本を返すために。 (従属・副詞節) i tezu'e lo nu xruti lo cukta kei mi ei klama lo ckuzda その本を返すために私は図書館へ行かなければならない。 (従属・副詞節) *節を開くのにNU類を用い、終点は kei で示す。構文上の曖昧性をきたさなければ kei は省ける(1つめと3つめの例では省ける)。開いた節は項としてLE類(lo など)でまとめ、これを前置詞に相当するBAI類(ki'u, tezu'e など)で主節に結びつける。 i mi na djuno lo du'u ko'o na barkla ki'u ma kau kei 私は彼女がなぜ出かけないのか知らない。 (従属・補足節) i lo du'u ko'o na barkla ki'u ma kau kei cu na se djuno mi 彼女がなぜ出かけないのか、私は知らない。 (従属・補足節) * lo du'u ... kei は mi と同様、賓辞 djuno がとる項であり、統語論上は対等な関係にある。構文上の曖昧性をきたさなければ kei は省ける(1つめの例では省ける)。
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