抽象化レイヤーとは? わかりやすく解説

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抽象化レイヤー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 16:38 UTC 版)

抽象化レイヤー(ちゅうしょうかレイヤー、または抽象化層)は、高レベルのリクエストを、そのリクエストを実行するために必要な低レベルのコマンドに変換するメカニズムである[1]。また、ある特定の機能の詳細な実装を隠す手段である。抽象化レイヤーを用いたソフトウェアモデルで有名なものとしては、コンピュータ・ネットワークプロトコルOSI参照モデルや、OpenGLのグラフィック描画ライブラリ、あるいはUNIXで生まれてMS-DOSLinuxなど最近のオペレーティングシステムのほとんどが採用しているバイトストリーム入出力モデルなどがある。


  1. ^ Stallings, William (2016). Foundations of modern networking : SDN, NFV, QoE, IoT, and Cloud. Florence Agboma, Sofiene Jelassi. Indianapolis, Indiana. ISBN 978-0-13-417547-8. OCLC 927715441. https://www.worldcat.org/oclc/927715441 
  2. ^ Tanenbaum, Andrew S. (1979) (english). Structured Computer Organization. Englewood Cliffs, New Jersey: Prentice-Hall. ISBN 0-13-148521-0 


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