情報サイロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/09 05:40 UTC 版)
情報サイロ (じょうほうサイロ、information silo) または情報サイロ群とは、孤立した管理システムであって、かつその内部で1つの情報システムまたはサブシステムが、関連するまたは関連すべき他のシステムとの相互運用ができない状態にあることである。従って、情報は十分に共有されないばかりか、各システムまたはサブシステム内に隔絶され続ける。たとえて言うと、穀物がサイロの中に陥入するように、情報が1つのコンテナーの中に閉じ込められてしまうのである。つまり、情報が大量にあるかもしれないし、うずたかく積み上げられていて境界内で自由に利用できるかもしれないが、そうした境界の外では何の効果もない。こうしたデータサイロは、自社のデータを生産的に活用するためデータマイニングを行いたいと考えている企業にとって障害となることが判明してきている。
- ^ “Incompatible Data Silos”. 2018年2月19日閲覧。
- ^ “Silo mentality in companies”. 2016年5月26日閲覧。
- ^ Ensor, Phil (Spring 1988). “The Functional Silo Syndrome”. AME Target: 16 2013年10月19日閲覧。.
- ^ AME Study Group on Functional Organization (Summer 1988). “Organizational Renewal – Tearing Down the Functional Silos”. AME Target: 4-16 2013年10月19日閲覧。.
- ^ Pullin, James (Winter 1989). “Breaking Down the Functional Silos: Motorola Paging Division "Bandit" Plant”. AME Target 2013年10月19日閲覧。.
- ^ “Of Silos and Stovepipes”. Language Log. University of Pennsylvania (2006年3月27日). 2013年10月19日閲覧。
- 1 情報サイロとは
- 2 情報サイロの概要
- 3 外部リンク
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