恋恋

デジタル大辞泉

れん‐れん【恋恋】

読み方：れんれん

［名］(スル)思いきれずに執着すること。

「徒に永く政柄を握るに—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 恋い慕って思いきれないさま。

「大丈夫は区々(くく)一婦人に—たるべからず」〈魯庵・社会百面相〉

２ 執着して未練がましいさま。「役職に—とする」

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恋恋

出典:『Wiktionary』 (2021/10/07 17:40 UTC 版)

形容動詞

恋恋 (れんれん)

1. 物事に未練を残し執着するさま。
   • 唯、私は私の愚を笑ひながら、しかもその愚に恋恋たる私自身の意気地なさを憐れまずにはゐられないのである。（芥川龍之介 『澄江堂雑記』）
   • 吉田総理も、政権に恋々とせず、しりぞくべきときにはしりぞくべきだと思います。（浅沼稲次郎 『吉田内閣不信任決議案賛成演説』）

活用