張珉碩とは? わかりやすく解説

張珉碩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 17:17 UTC 版)

張 珉碩(チャン・ミンソク)
基本情報
国籍 韓国
出身地 釜山広域市
生年月日 (1982-05-09) 1982年5月9日(41歳)
身長
体重
180 cm
73 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション ユーティリティ外野手投手(以前)
プロ入り 2001年 2次ドラフト1巡目
初出場 2001年9月22日
最終出場 2018年8月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

張 珉碩(チャン・ミンソク、: 장민석1982年5月9日[1] - )は、大韓民国釜山広域市[2]出身の元プロ野球選手投手外野手)。改名前の名前は張 岐英(チャン・ギヨン、: 장기영)だった。

経歴

プロ入りと現代時代

慶南高等学校出身。2001年の2次ドラフトにて、現代ユニコーンズから1位指名を受けて入団した。当初は投手として入団したものの、結果を残せない状態が慢性的になり、投手として1軍で出場した試合数は3年間で4試合のみであった[3]

ネクセンとその前身球団の時代

2008年、ウリ・ヒーローズ(現・キウム・ヒーローズ)へと移籍した。引退せざるを得ない状態に陥っていたものの、当時打撃コーチであった金應国(キム・ウングク)の勧めもあり、3月に外野手へ転向を宣言した[3]

2010年は李宅根の移籍によりレギュラーの座を掴み、チームトップの41盗塁を記録するなど俊足強肩の高い身体能力が輝きを放ち、飛躍のシーズンとなった。翌年は、やや精彩を欠いた結果となった。

2013年に張岐英から張珉碩へと改名し、11月に尹皙敏との1対1の交換トレードで斗山ベアーズへ移籍した[4]

斗山時代

斗山移籍後は控えにとどまり出場機会も多くはなかった。

2015年11月27日に、戦力均衡を目的とした2次ドラフトにて、ハンファ・イーグルスより指名され、移籍した。

ハンファ時代

ハンファ移籍後の2シーズンは出場機会が増えたものの、2018年に新外国人外野手として入団したジャレッド・ホイングに押され、1軍の試合に出場することは無かった[5]

シーズン開幕後は2軍で出場していたものの、5月3日にハンファが張のウェイバー公示を要請し[5]、自由契約選手となったため、ハンファを退団した。しかし契約する球団はなく、現役引退を発表した。

詳細情報

年度別投手成績

年度 チーム 平均自責点 試合 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 四球 四球 奪三振 失点 自責点
2001 現代 0.00 2 0 0 0 0 0 0 - 7 2 0 0 1 0 2 0 0
2002 0.00 1 0 0 0 0 0 0 - 3 0.1 2 0 1 0 0 0 0
2003 0.00 1 0 0 0 0 0 0 - 1 0.2 0 0 0 0 0 0 0
通算 3シーズン 0.00 4 0 0 0 0 0 0 - 11 3 2 0 2 0 2 0 0

年度別打撃成績

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2008 ウリ/ヒーローズ/ネクセン 0.000 9 4 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 0 0
2009 0.000 15 25 3 5 1 0 0 1 5 0 1 0 5 1 0
2010 0.283 119 435 60 123 16 10 1 47 41 14 41 1 74 6 7
2011 0.242 84 265 35 64 8 1 3 15 11 7 16 2 54 4 3
2012 0.246 116 414 64 102 9 5 8 35 32 10 40 3 67 1 3
2013 0.242 115 360 54 87 16 2 2 30 20 11 35 0 63 4 8
2014 斗山 0.200 45 70 16 14 4 1 0 8 5 1 3 1 16 0 0
2015 0.189 53 53 15 10 2 0 0 4 0 1 7 1 13 0 0
2016 ハンファ 0.229 98 205 38 47 7 3 1 16 3 3 16 0 44 3 3
2017 0.278 88 299 38 83 9 0 1 21 8 4 15 0 58 4 3
通算 10シーズン 0.251 742 2130 324 535 72 22 16 177 126 52 174 8 396 23 27

出典:[1]

背番号

  • 47 (2001年 - 2004年)
  • 62 (2007年 - 2010年、2015年 - 2016年)
  • 51 (2011年 - 2013年)
  • 39 (2014年)
  • 53 (2017年 - 2018年)

脚注

  1. ^ a b 선수(타자)” (朝鮮語). 기록실. KBO. 2020年8月15日閲覧。
  2. ^ 스포튜브 추신수, 이대호 다음 부산 No.3은?” (朝鮮語). 네이트 스포츠 (2021年6月29日). 2023年7月27日閲覧。
  3. ^ a b 박, 현철 (2010年6月22日). “'맹타' 장기영과 2007년 이종욱” (朝鮮語). 朝鮮日報. https://m.chosun.com/svc/article.html?sname=news&contid=2010062201025 2020年8月15日閲覧。 
  4. ^ 김, 동욱 (2013年11月26日). “두산-넥센, 윤석민-장민석 1대1 트레이드” (朝鮮語). ノーカットニュース. https://www.nocutnews.co.kr/news/1138811 2020年8月15日閲覧。 
  5. ^ a b 신, 창용 (2018年5月3日). “한화, 외야수 장민석 웨이버 공시 요청” (朝鮮語). 聯合ニュース. https://www.yna.co.kr/view/AKR20180503114400007 2020年8月15日閲覧。 

張珉碩(チャン・ミンソク、2008-2013)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:52 UTC 版)

キウム・ヒーローズ」の記事における「張珉碩(チャン・ミンソク、2008-2013)」の解説

現代時代投手だったが、ヒーローズ移籍後外野手転向し俊足好打選手としてレギュラーとなった2013年シーズンオフトレード斗山移籍。ネクセン時代までの名前は「張岐英チャン・ギヨン)」。

※この「張珉碩(チャン・ミンソク、2008-2013)」の解説は、「キウム・ヒーローズ」の解説の一部です。
「張珉碩(チャン・ミンソク、2008-2013)」を含む「キウム・ヒーローズ」の記事については、「キウム・ヒーローズ」の概要を参照ください。

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