建武の新政期の窪所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 05:46 UTC 版)
詳細は「窪所」を参照 建武の新政期において「窪所(くぼどころ)」が設置されている。宮中警備のための武力機関であったとの説もあるが、史料が少なく活動内容の不明な役所であり、これについて笠松宏至は、鎌倉幕府からの連続性を否定する後醍醐天皇が問注所の名称を厭い、草書体の「問注」を崩して「窪」の1字に圧縮し、新規創設という建前で発足した機関に過ぎず、実質上は問注所を引き継ぐ訴訟受付機関であったとしている。伊賀兼光・結城親光・高師直などが任命されている。
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