ていこく‐としょかん〔‐トシヨクワン〕【帝国図書館】
帝国図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 09:55 UTC 版)
帝国図書館(ていこくとしょかん)は、第二次世界大戦以前の日本における唯一の国立図書館である。1872年設立の書籍館(しょじゃくかん、図書館の古称)を起源として[1]、1897年に設置された[2]。戦後の1947年に国立図書館(こくりつとしょかん)と改称した上、1949年に国立国会図書館に統合されて消滅し、蔵書は現在の国立国会図書館東京本館に受け継がれた。
注釈
出典
- ^ a b c d 国立国会図書館 2003, p. 1
- ^ 行村 建、小野 浩之、明石 周平、今井 貴文、村上 寛「蔵書の宝庫 国立国会図書館関西館」『電気学会誌』第125巻第9号、2005年、553-556頁、ISSN 1340-5551、NAID 130000082198。
- ^ 幸田 1954, pp. 1–29
- ^ 三田史学会 1954, 挿絵
- ^ 東京市市史編纂係 編「12 下谷区」『東京案内』 下巻、裳華房、1911年4月、444-446頁。doi:10.11501/900276 。2023年7月28日閲覧。国立国会図書館デジタルコレクション、インターネット公開。
- ^ 岩井千華『わが国の公共図書館における1960年代以降の〈文化活動〉の成立と普及に関する研究』 九州大学〈博士(芸術工学) 甲第15574号〉、2021年。hdl:2324/4475134。NAID 500001464002 。
- ^ a b 『新撰東京実地案内』薫志堂、1893年 。2023年7月28日閲覧。 国立国会図書館デジタルコレクション、インターネット公開。
- ^ 東京国立博物館 - 館の歴史「3.書籍館と浅草文庫」
- ^ 幸田 1948, pp. 64–66
- ^ 「帝国図書館官制」『帝国図書館一覧』帝国図書館、1901年2月、3-4頁。doi:10.11501/897115 。2023年7月28日閲覧。明治34年刊、国立国会図書館デジタルコレクション、インターネット公開。
- ^ 小川一真「列車、食堂車内部(105頁-)」『東京風景』(PDF)小川一真出版部、1911年4月、挿絵頁 。2023年7月28日閲覧。国立国会図書館デジタルコレクション、インターネット公開。
- ^ 国立国会図書館 2003, p. 3
- ^ 『官報』第6816号、明治39年3月23日。
- ^ a b 稲村徹元「戦前期における参考事務のあゆみと帝国図書館 : 資料紹介「読書相談ノ近況」(昭和十年六月帝国図書館)」(pdf)『参考書誌研究』3 バックナンバー目次(創刊号~9号)、国立国会図書館、1971年9月10日、ISSN 1884-9997、2023年7月28日閲覧。
- ^ a b 国立国会図書館 2003, p. 4
- ^ 国立国会図書館 1979
- ^ 足立巻一『やちまた』 下、朝日新聞社〈朝日文芸文庫〉、1995年、210頁。全国書誌番号:95050891。
- ^ 神田秀夫「司書と辞書(特集・暮しの中の辞書)」『言語生活』第156号、筑摩書房、1964年、50-56頁、ISSN 0435-2955、NAID 40001067091。
- ^ 国立国会図書館業務こんだん会『上野図書館の経験を語る(謄写版)』資料5、国立国会図書館、1967年。 NCID BA62642791。
- ^ 国立国会図書館 2003, p. 2
- ^ 国立国会図書館 2003, p. 5
- 1 帝国図書館とは
- 2 帝国図書館の概要
- 3 参考事務
- 4 参考文献
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
- 帝国図書館のページへのリンク