差別発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:35 UTC 版)
1988年(昭和63年)2月28日、当時の社長・佐治敬三が述べた「東北は熊襲の産地。文化的程度も極めて低い」との差別発言が問題となり、国会の予算委員会でも取り上げられる事態となった。これにより文化人として知られていた佐治の教養と人格を疑われたと同時に、自社の営業に大いにダメージを受けた。サントリーは東北と九州の両地区で激しい非難に晒され、特に東北地方では全てのサントリー製品が撤去されるほどの事態となり、後年まで尾を引くこととなった。宮城県がウイスキーの大消費地(全国で2位、1人あたりでは突出して1位)であり、あわせてニッカウヰスキーの主力工場(宮城峡蒸留所)が存在することもサントリーとしては大きなダメージであった。 詳細は「東北熊襲発言」を参照
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