左文字について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 00:02 UTC 版)
鎌倉時代末期から南北朝時代初頭に筑前国博多(後の福岡県西部)にて活躍していた左文字によって作られた短刀である。左文字という名称は、「左衛門三郎」の略とされる「左」の一文字を刀銘に切ったことからその名で呼ばれるようになったものである。左衛門三郎は従来日本刀にあった直線的な刃文から、波打ちくっきりと浮き立つように見える刃文へと転換したことで、華やかで洗練された作風へと転換したことで知られている。以後は門弟に継承され、左文字派の全盛期を築いたとされる。
※この「左文字について」の解説は、「小夜左文字」の解説の一部です。
「左文字について」を含む「小夜左文字」の記事については、「小夜左文字」の概要を参照ください。
- 左文字についてのページへのリンク