岬之町地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 01:28 UTC 版)
本港地区と唐戸地区の中間にあたる岬之町(はなのちょう)に位置し、コンテナターミナルが整備されている。関門海峡に突き出るような形状をした南側の埠頭には日本通運などの倉庫やコンテナ・フレイト・ステーション(CFS)、くん蒸庫などといった港湾施設が立地している。 1977年(昭和52年)に埠頭が完成し、その後コンテナターミナルが整備され1992年(平成4年)に完成した。ほぼ全ての国際定期航路が長州出島に移っているが、コンテナ貨物の取り扱いはわずかではあるものの続いている。現在は老朽化のためガントリークレーンは撤去され、中型クレーンで対応している(かわりに長州出島に新たにガントリークレーンが設置された)。 なお、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(国際船舶・港湾保安法)に基づく制限区域が設けられており、埠頭エリアはフェンスで囲まれ、一部例外を除き関係者以外の出入りは禁止されている。
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