尚益王とは? わかりやすく解説

尚益王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/27 10:21 UTC 版)

尚益王
琉球国王
在位 1710年-1712年

全名 尚益
烏帽子親 阿邦卿・伊舎堂親方守浄[1][2]
出生 1678年12月8日
死去 1712年8月16日(満33歳没)
埋葬 琉球国首里玉陵
王世子 尚敬
配偶者 別記
子女 別記
家名 第二尚氏
王朝 第二尚氏王統
父親 尚純
母親 聞得大君加那志(号・義雲)
サイン
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尚益王(しょうえきおう、1678年12月8日康熙17年10月25日) - 1712年8月16日(康熙51年7月15日))は、琉球王国第二尚氏王統の第12代国王(在位1710年 - 1712年)。第11代国王尚貞王の孫で、中城王子尚純の子。

祖父の尚貞王のときに魏士哲高嶺徳明が中国に渡り補唇術を学んだが、それは王孫・尚益が兎唇であったためらしい。伝承では、尚益は口髭を生やして傷を隠したため、その子らも父が兎唇であった事を知らなかったと伝えられる。

家族

  • 父 - 尚純
  • 母 - 聞得大君加那志(号・義雲)
  • 妃 - 聞得大君加那志(号・坤宏。父は毛氏伊野波殿内七世伊野波盛紀の四男の具志川親方盛昌)
  • 夫人 - 西之按司(父は国頭親方朝姿)
    • 宮城阿護母志良礼(号・慈雲。父は田場掟親雲上兼忠)
    • 知念阿護母志良礼(父は孫氏支流崎山筑登之親雲上嗣長)
  • 子女
    • 長男 - 尚敬、中城王子朝系(母は妃)
    • 次男 - 尚徹、北谷王子朝騎(母は妃。童名・真蒲戸金、号・原仁。1703年(康熙42年)8月6日 - 1739年(乾隆4年)2月18日。大村御殿二世。養子入り)
    • 長女 - 嘉手苅翁主(母は妃。美里殿内八世美里親方安承に嫁ぐ)
    • 次女 - 古波蔵翁主(母は妃。毛氏豊見城殿内十世豊見城親雲上盛邑に嫁ぐ)
    • 三女 - 冨盛翁主(母は慈雲。童名・思武樽金、号・惟芳。1704年(康熙43年)3月4日 - 1737年(乾隆2年)8月23日。翁氏支流七世佐久真親方盛胤に嫁ぐ)
    • 四女 - 内間翁主(母は慈恩。馬氏小禄殿内八世永本親雲上良隆に嫁ぐ)

脚注

  1. ^ 王代記[リンク切れ]』、38ページ
  2. ^ 阿姓家譜(前川家)・八世阿邦卿[リンク切れ]:康熙三十三年甲戌四月十五日 奉命任佐敷王子尚益公因御元服為御烏帽子親
先代
尚貞王
第二尚氏12代琉球国王
1710年 - 1712年
次代
尚敬王

尚益王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:47 UTC 版)

口唇口蓋裂」の記事における「尚益王」の解説

琉球王国第12代国王口唇裂があるため、中国福州[要曖昧さ回避]に補唇術があると聞いた祖父の第11代国尚貞王習得命じ高嶺徳明福州派遣した尚益10歳時に手術受けた

※この「尚益王」の解説は、「口唇口蓋裂」の解説の一部です。
「尚益王」を含む「口唇口蓋裂」の記事については、「口唇口蓋裂」の概要を参照ください。

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