小松孝英とは? わかりやすく解説

小松孝英

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 07:04 UTC 版)

小松孝英
基本情報
生誕 (1979-11-18) 1979年11月18日(43歳)
出身地 日本 宮崎県延岡市
学歴 専門学校九州デザイナー学院卒業
職業 現代美術家
公式サイト takahide komatsu web site

小松 孝英(こまつ たかひで、1979年 - )は宮崎県延岡市出身の美術家。総合化学企業に勤務する研究者であった父親の転勤に伴い、少年時代を宮崎県、静岡県、岡山県、福岡県で過ごす。現在は宮崎市在住。

幼少より絵を描き始め、専門学校九州デザイナー学院アーティスト学科を卒業後に美術家としてデビュー。

20代の頃より国内・海外で個展・グループ展、アートフェアにも多数出品する。

代表的なモチーフは蝶。釣りと昆虫採集を好み、身近な生態系の変化や里山をテーマに制作に取り組んでいる。

2010年に国連のCOP10生物多様性条約第10回締約国会議に特別展示され、国連生物多様性条約記念ミュージアムに作品「外来種群蝶図」がコレクションされた。

出身地である延岡市の市制施行80周年記念として市役所新庁舎に10メートルの作品「延岡城址群蝶図」を制作しパブリックコレクションされている。[1]

2019年に延岡観光大使として任命される。[2]

2020年の第35回国民文化祭・第20回全国障害者芸術文化祭みやざき大会の先駆けプログラム「南郷大島ミュージアム」の総合プロデューサーを務め、コロナ禍に成功させる。[3] また、日南市の飫肥DENKEN WEEKの総合プロデューサーも務めている。

2021年公開の塩月桃甫ドキュメンタリー映画では脚本・監督を務め、約100年前に台湾に渡った同郷の画家を再評価に導いた。[4] 現在、2024年公開予定の中村地平ドキュメンタリー映画を制作中。 [5]

高祖叔父は備後福山藩出身の日本画家・羽田桂舟。

主な展覧会

  • 2006 ART SHANGHAI 2006(上海)
  • 2007 New Talent From Japan/Caelum Gallery(ニューヨーク)[6]
  • 2008,2011 個展 TEZUKAYAMA GALLERY(大阪)[7]
  • 2009 個展「coexistence」Gallery forty-seven(ロンドン)
  • 2010,2011,2015,2017,2019,2021,2022,2023 アートフェア東京(国際フォーラム)
  • 2009 Korea International Art Fair(ソウル)
  • 2011~ ART台北/ART台中/ART台南/ART高雄(台湾)
  • 2011 個展 ギャラリーアートリエ(福岡市文化芸術振興財団主催)
  • 2011 個展,2012,2015,2018 FINE ART ASIA(香港)
  • 2013,2014,2015,2017,2019,2021,2023 個展 みぞえ画廊(福岡、東京)
  • 2013,2016,2017,2018 Asia Contemporary Art Show(香港)
  • 2013,2014,2015 Affordable Art Fair Singapore(シンガポール)
  • 2015,2019Affordable Art Fair Brussels(ブリュッセル)
  • 2015 NEW CITY ART FAIR NY(ニューヨーク)
  • 2015,2017,2018 Art Expo Malaysia Plus(クアラルンプール)
  • 2016 個展「Homage to Korin」Fabrik Gallery(香港)[8]
  • 2016 Japanese Contemporary Art Show 2016(マニラ)
  • 2017,2022 個展 マスダ画廊(豊前)[9]
  • 2017 ART STAGE JAKARTA 2017(ジャカルタ)
  • 2018 ART STAGE SINGAPORE 2018(シンガポール)
  • 2018 ART CENTRAL HONG KONG 2018(香港)
  • 2019,2020 SMBC信託銀行ART BRANCH(東京)[10]
  • 2022 VOLTA BASEL 2022 (バーゼル)
  • 2022 POSITIONS Berlin Art Fair (ベルリン)
  • 2023 個展 Joint Art Management (ルツェルン)
  • 2023 個展 gallery G (広島)

出演

外部リンク

脚注

  1. ^ 延岡市役所市民スペースに展示されている小松孝英さんの作品「延岡城址群蝶図」”. 『日向経済新聞』. 2020年3月27日閲覧。
  2. ^ 令和元年度 延岡観光協会 通常総会”. 『延岡観光協会オフィシャルサイト』. 2020年3月27日閲覧。
  3. ^ 宮崎・日南で「南郷大島ミュージアム」 島が丸ごと博物館に”. ひなた宮崎経済新聞. 2021年1月13日閲覧。
  4. ^ ドキュメンタリー映画「塩月桃甫」”. 『毎日新聞』. 2021年6月16日閲覧。
  5. ^ ドキュメンタリー映画「中村地平」”. 『朝日新聞』. 2022年4月13日閲覧。
  6. ^ 「ニューヨークでの個展・グループ展」”. 『R-KEY DUTIES CONTENTS』. 2020年3月27日閲覧。
  7. ^ 「共存」”. 『TEZUKAYAMA GALLERY』. 2020年3月27日閲覧。
  8. ^ 「伝統的画法「琳派」美術家・小松孝英氏が上環の「Fabrik Gallery」で個展開催」”. 『PPW香港: 香港、深圳や広州の生活情報をお届け』. 2020年3月27日閲覧。
  9. ^ 「小松孝英展」”. 『ようこそ。マスダ画廊へ』. 2020年3月27日閲覧。
  10. ^ 「日本橋支店における「アートブランチ」」”. 『SMBC信託銀行』. 2020年3月27日閲覧。
  11. ^ 「美の鼓動』”. 2023年4月17日閲覧。
  12. ^ 「九州沖縄ドキュメント ムーブ」”. 2023年4月17日閲覧。
  13. ^ 「ドキュメントJ」#169『忘れられた画家 塩月桃甫』”. 2023年4月17日閲覧。
  14. ^ 「アート疾走×本木雅弘』”. 2023年4月17日閲覧。
  15. ^ 「美の壺」『ひらり華麗に 蝶(ちょう)』」”. 2023年8月26日閲覧。




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