対抗要件とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 法概念 > > 対抗要件の意味・解説 

たいこう‐ようけん〔タイカウエウケン〕【対抗要件】

読み方:たいこうようけん

当事者間効力生じた法律関係または権利関係を、第三者に対して主張するための要件不動産物権得喪変更における登記など。


対抗要件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 20:57 UTC 版)

対抗要件(たいこうようけん)とは、すでに当事者間で成立した法律関係・権利関係(特に権利の変動)を当事者以外の(一定の)第三者に対して対抗(主張)するための法律要件


  1. ^ a b c 鈴木禄彌 『物権法講義 5訂版』創文社、2007年、115頁。 
  2. ^ a b c 田邊宏康「改正民法における有価証券について」『専修法学論集』第130巻、専修大学法学会、2017年7月、 145-174頁、 doi:10.34360/00006134ISSN 0386-5800NAID 1200067852492022年12月10日閲覧。


「対抗要件」の続きの解説一覧

対抗要件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 15:46 UTC 版)

委任」の記事における「対抗要件」の解説

委任終了事由は、これを相手方通知したとき、又は相手方がこれを知っていたときでなければ、その相手方対抗することができない(655条)。委任終了していることを知らないことにより、当事者損害を受ける可能性があるためである。なお、任意解除権651条)の行使場合には、相手方への意思表示によって契約終了知りうることになるので本条適用はない。

※この「対抗要件」の解説は、「委任」の解説の一部です。
「対抗要件」を含む「委任」の記事については、「委任」の概要を参照ください。


対抗要件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/14 18:43 UTC 版)

動産質」の記事における「対抗要件」の解説

動産質の対抗要件は占有継続である。質権者占有失えば第三者対抗することはできなくなる(民法352条)。 設定者以外の占有侵奪に対して動産質権者は占有訴権のうち占有回収訴えのみ認められる

※この「対抗要件」の解説は、「動産質」の解説の一部です。
「対抗要件」を含む「動産質」の記事については、「動産質」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「対抗要件」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

対抗要件

出典:『Wiktionary』 (2021/08/03 05:21 UTC 版)

名詞

対抗 要件たいこうようけん

  1. 成立要件異なり、それがなければ権利得喪変更成立しないというものではないが、第三者に対して効力有するための要件

関連語


「対抗要件」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



対抗要件と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「対抗要件」の関連用語

対抗要件のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



対抗要件のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの対抗要件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの委任 (改訂履歴)、動産質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの対抗要件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS