寺村輝夫との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 04:03 UTC 版)
永井は池袋コミュニティ・カレッジで、寺村が講師をつとめる童話創作入門講座に1986年参加。この時寺村が永井に「童話より絵本を選びなさい」と話した際、永井の絵に注目したのがきっかけとなった。 これまで寺村作品の挿絵は、和歌山静子が多数担当していたが、永井はこれに変わって晩年の寺村作品のシリーズを担当(和歌山はこの頃から『王さまシリーズ』の再版分の描き直しに専念していた)、和歌山と並ぶ寺村のパートナーとして名を馳せた。 寺村との共著において、和歌山は『王さまシリーズ』以外は殆どが単発刊行だったが、永井は全体的にシリーズ物が多い事も特徴である。 『レオくん』からは挿絵にCG(コンピュータグラフィックス)も使用している。 寺村からは「仕事が早い」と誉められ、それを裏付けるかの様に、寺村との共著は50作を超えた。
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