富士通サッカー部とは? わかりやすく解説

富士通サッカー部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/11 15:37 UTC 版)

富士通サッカー部(ふじつうサッカーぶ)は、かつて存在した日本サッカークラブ。富士通のサッカー部として1955年に創部し、1996年に「富士通川崎フットボールクラブ」へ改称した。呼称は「富士通」日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属の川崎フロンターレの前身となったクラブである。


  1. ^ 当時の社名は「富士通信機製造株式会社」で、1967年に現在の「富士通株式会社」へ改称している。
  2. ^ 当時を知る資料として、1958年第38回天皇杯3位の経験を持ち、東京大学サッカー部主将として1960年に富士通へ入社・入部した小山冨士夫の述懐が東京大学のサイトで公開されている。小山は「それまで富士通にはサッカー部はありませんでしたから、僕等が事実上のファウンダー<=創立者>でした」と述べている。出典:「東京大学基金 寄付者インタビュー第四回 小山冨士夫様」 [1]
  3. ^ このカードは同じ川崎市内に本拠地がある「川崎ダービー」で、富士通と東芝コンピューター家庭用電気機械器具製造での競合相手でもあった。
  4. ^ 同年には前年優勝のアビスパ福岡(旧福岡ブルックス)と2位の京都パープルサンガがJリーグに昇格していたため、実質的には1つしか上昇していなかった。
  5. ^ 問題の一つとして、同年に浦和レッドダイヤモンズから移籍し、数少ない日本人プロ契約選手だった保坂信之(後のフットサル日本代表選手)の紹介記事では「大半が社員選手のため練習時間が限られ」た事を指摘し、保坂自身も「サッカーに専念するには難しい環境だった」と語っている。出典:Jリーグキャリアサポートセンター内インタビュー記事(2004年取材) [2]
  6. ^ 毎年15試合のうち、1995年実績は等々力4試合、大和4試合、厚木荻野3試合、三ツ沢1試合(神奈川県内で計12試合)、他は東京都国立西が丘サッカー場千葉県習志野市秋津公園サッカー場北海道帯広の森陸上競技場で各1試合。1996年実績は等々力11試合、西が丘2試合、駒沢町田各1試合(東京都内で計4試合)。等々力開催増加の理由には東芝がコンサドーレ札幌へ移管され、日程の重複が解消された事もある。
  7. ^ ワールドブリッツ小山栃木SCの項目も参照。
  8. ^ 同社は法人設立当初は富士通が100%出資する完全子会社だった。2001年に登記社名も「株式会社川崎フロンターレ」に変更され、現在は富士通・富士電機グループや川崎市に本社・事業所を持つ企業や公益法人など36の団体が出資している。
  9. ^ 2013KSL3部成績表
  10. ^ 川崎フロンターレ公式サイト 「チームのご紹介」クラブプロフィール
  11. ^ 福家はそれまでフロンターレには関っていなかった。かつての先輩で、同時に新社長になった武田信平も同様である。
  12. ^ 2002年に「株式会社富士通川崎スポーツマネジメント」から「株式会社川崎フロンターレ」に変更され、川崎市(役所)などからの出資を受け入れた。
  13. ^ なお、97年に継続登録された日本人選手12名中10名は、大学の新卒で直接富士通(川崎)に加入した選手達だった。出典:『1997/1988年 第6回ジャパンフットボールリーグ公式プログラム』
  14. ^ 小松崎は2000年にコンサドーレ札幌、伊藤は2002年に大宮アルディージャに入団
  15. ^ 川崎フロンターレ 下部組織 - コーチ&スタッフ紹介
  16. ^ 2008年はシーズン途中から。2011年は「アカデミーテクニカルディレクター」に就任。
  17. ^ 北京足球倶楽部から改称。
  18. ^ 五輪出場には失敗。
  19. ^ その後はヴァンフォーレ甲府や清水の監督となり、2004年には1シーズンのみフロンターレのU-18チーム監督を務めた。


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